「『iPhoneは使用できません iTunesに接続』と出たのに、iTunesに繋いでも反応がない…」
中古でiPhoneを購入した場合などで、このようなケースがありますよね。
iTunesが反応しない原因は、過去にそのiPhoneとiTunesを一度も繋いだことがないためです。
今回は、iTunesに接続できないiPhoneをiTunesに接続してロック解除する方法について、実体験を元に解説していきます。
iTunesにiPhoneを繋げてロック解除する手順を紹介しているので、参考にしてください。
「iPhoneは使用できません」と出た時にロックを解除する方法
まずは「iPhoneは使用できません」と出た時にロック解除する3つの方法について、おさらいしましょう。
「iPhoneは使用できません」と出た時にロック解除する方法は以上の3つですが、
中古で購入したiPhoneや初期化されたiPhone(位置情報含め)の場合は、そもそもデータが無いので、①と②の方法ではロック解除できません。
そのため今回のようなケースでは、③のリカバリモード&iTunesを使う方法を使ってロックを解除していきます。
リカバリモード&iTunesを使ってiPhoneのロックを解除する手順
リカバリモード&iTunesを使ってiPhoneのロックを解除する手順は、次の通り。
- iTunesを立ち上げiPhoneに繋ぐ
- iPhoneをリカバリモードで立ち上げる
- iTunesでiPhoneを初期化してロック解除する
ステップに沿って解説していきます。
iTunesを立ち上げiPhoneに繋ぐ
まずはパソコンでiTunesを立ち上げ、USBケーブルでパソコンとiPhoneを繋ぎましょう。
iTunesのバージョンが古い場合、アップデートしてからでないと以降の操作ができないので、iTunesのアップデートをします。
iTunesのアップデートは、iTunesのヘルプ画面の「アップデートの確認」から行えます。
iTunesに繋がらないならリカバリモードで繋ぐ
iTunesにiPhoneを繋げても反応がない場合は、iPhoneをリカバリモードにする必要があります。
リカバリモードとは、スマホを強制的に初期化できるモードです。
また、リカバリモードで初期化する時にアップデートも一緒に入るので、事前にスマホを80%以上充電しておきましょう。
(充電が少ないと、やり直しになる場合があります。)
まず初めにiTunesを立ち上げ、iPhoneとパソコンをUSBケーブルで繋げます。
次に、以下の手順でiPhoneをリカバリモードで立ち上げます。
音量上を1回押す→音量下を1回押す→サイドボタン長押し…までの流れは素早く行いましょう。
この手順でリカバリーモードになるのですが、指を離すタイミングが難しかったりして1回で成功しないかもしれません。何回か試してみて下さい。
・iPhone7、7plusの手順は、サイドボタンと音量下を同時に長押しして、「コンピュータに接続」が出たら離す
・iPhone6s以前のiPhoneの手順は、ホームボタンとサイドボタンを同時に長押しして、「コンピュータに接続」が出たら離す
リカバリーモードが成功すると、以下のような画面がでます
iTunesでiPhoneを初期化してロック解除する
リカバリーモードが成功した後は、iTunesでiPhoneを初期化してロック解除します。
リカバリーモードが成功するとiTunesの画面で「アップデート」と「復元」の選択が出てくるので、「復元」を選択します。
なお、ここでの復元とは初期化のことです。
「復元」を選択すると、「復元とアップデート」と出るので「復元とアップデート」を選択。
内容を確認して、「次へ」
内容を確認して「同意する」
初期化とアップデートが開始されました。
ロックが解除できました。
時間はアップデートの量によりますが、筆者は30分ほどかかりました。
まとめ
今回は、iPhoneの画面ロックがiTunesで行えない場合に、リカバリモードを使ってiTunesに繋げる方法を解説しました。
リカバリモード&iTunesを使ってiPhoneのロックを解除する手順は、次の通りです。
- iTunesを立ち上げiPhoneに繋ぐ
- iPhoneをリカバリモードで立ち上げる
- iTunesでiPhoneを初期化してロック解除する
iPhoneの画面ロックがiTunesで行えない方は、ぜひ参考にしてみて下さい。