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【スマホ保険】ケータイ補償サービスはいらない?元ショップ店員が詳しく解説!

スマホの保険料が掛け捨てになっていないか疑問視する画像 スマホ保険

スマホの保険(ケータイ補償)は、契約しているだけで年間で13,200円もかかっているのをご存じでしょうか?

もしも、補償を使ったことがないのであれば毎月の高額な保険料はもったいなく感じますよね。

結論からお話すると、「スマホの保険はほとんどの人にとって不要」というのが筆者の見解です。

本記事では、10年ケータイショップで働いていた筆者が、リアルなスマホ保険事情を解説しています。

スマホの保険(ケータイ補償)とはそもそもどんなものなのか、本当に必要なのかを知りたい人は、ぜひチェックしていってください!

この記事を書いた人 noi

Noi

元キャリアショップ店員でナノモバ著者。スマホ業界10年の経験を活かし、格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。
初めて使った格安SIMは、2016年の日本通信「おかわりSIM」。キャリアSIMが当たり前だった当時、月額500円から使える事実が衝撃でした。そこから格安SIMにハマり、10社以上のSIMを利用し、2024年のお気に入りはマイネオです。
                                            

  1. スマホの保険(ケータイ補償)について、4つの基礎知識をおさらい
    1. 各キャリアごとのスマホの保険(ケータイ補償)について
    2. スマホの保険(ケータイ補償)の主な補償内容
    3. キャリア別スマホの保険(ケータイ補償)の料金
    4. メーカー保証とスマホの保険(ケータイ補償)の違い
  2. スマホの保険(ケータイ補償)のメリット
  3. スマホの保険(ケータイ補償)がおすすめな人
  4. スマホの保険(ケータイ補償)のデメリットを解説
    1. 月額料金が高い
    2. 端末交換時に自己負担金がかかる
    3. 故障で交換する時に対象機種の変更や制約がある
  5. スマホの保険(ケータイ補償)が不要な人
  6. スマホの保険(ケータイ補償)を解約する場合に知っておくべき4つのこと
    1. スマホの保険(ケータイ補償)未加入者の修理代
    2. スマホの保険(ケータイ補償)を解約する際の注意点
    3. スマホの保険(ケータイ補償)の日割りについて
    4. スマホの保険(ケータイ補償)の解約手続き方法
  7. スマホの保険(ケータイ補償)の代わりとなるサービスを検討するのもおすすめ
    1. モバイル保険とは
    2. クレジットカードの保険とは
  8. スマホの保険(ケータイ補償)に関するQ&A
    1. ケータイ補償サービスはいつやめればよいですか?
    2. ケータイ補償サービスを解約したらどうなる?
    3. ケータイ補償サービスに加入している率は?
    4. ドコモケータイ補償わらしべのやり方って何?
    5. ahamoに保証サービスはあるの?
  9. まとめ

スマホの保険(ケータイ補償)について、4つの基礎知識をおさらい

スマホの保険の基礎知識4つについてまとめた画像

ここでは、そもそもケータイキャリアのスマホの保険(ケータイ補償)とはどのようなものなのか、4つの項目に分けて紹介します。

各キャリアごとのスマホの保険(ケータイ補償)について

スマホの保険(ケータイ補償)とは、ドコモなどのキャリアで端末購入した際につけられるスマホの保険オプションのことです。

各キャリアの代表的なスマホ保険オプションの名称は次の通りです。

キャリアスマホの保険オプションの名称
ドコモsmartあんしん補償
au故障紛失サポート
ソフトバンクあんしん保証パックプラス

ちなみにドコモの「ケータイ補償サービス」は2022年8月31日(水曜)以前に発売の機種を購入した方の名称で、現在新規申し込みは終了しています。

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契約したタイミングにより名称が変わります。

スマホの保険(ケータイ補償)の特徴

✔スマホが故障した場合や紛失した場合に同機種のスマホと交換できる

✔ケータイ補償の加入できるのは、ドコモは端末購入から14日以内・auとソフバンは端末購入のタイミングのみ→一度廃止すると次回端末購入まで再加入不可

✔修理代金が安くなる

故障の際に新たなスマホと交換可能(ソフバンは修理対応)ですが、交換端末は回収部品などから作られたほぼ新品のリフレッシュ品と呼ばれる商品です。

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noi

つまり新品ではありません。

交換の際には毎月支払っているケータイ補償料金とは別に端末交換料金がかかるので注意してください。

スマホの保険(ケータイ補償)で端末交換する手順
  • ステップ1
    スマホの保険(ケータイ補償)のサービスセンターに電話をして交換手続きする

    電話やインターネットから申し込みしましょう。

  • ステップ2
    1~3日で自宅に届く
  • ステップ3
    SIMカードを入れ替えて初期設定する

  • ステップ4
    故障端末からSNSなどの引継ぎやデータ移行をする

    故障端末を操作可能であれば、クラウドやSDにバックアップしてから新たな端末で復元しましょう。

    故障端末が操作できない場合は、今クラウドにあるデータやSDに入っているデータを復元しましょう。

  • ステップ5
    古い端末のデータを初期化する(できなければそのままでOK)

    状態により初期化できない場合は、初期化不要です。

  • ステップ6
    故障端末は同梱されている封筒に入れてポストに投函する

    紛失の場合は、回収不要です。

故障した端末を初期化する前にゲームの引継ぎやSNSの引継ぎ、データの移動をしましょう。

故障したスマホのタッチパネルが動かない場合は、USB A端子をC端子やライトニング端子へ変換できるアダプタとUSBのマウスがあればスマホをPCみたいにマウス操作ができるので試してみて下さい。

画面が真っ暗な場合は、残念ですがその段階でほぼ操作が不可能。各キャリアのデータ復旧サービスを利用したり、現状クラウド上にあるデータやSDカードに入っているデータから復元を試すのをおすすめします。

注意点
  • 保険の種類によって補償が使えるのは故障の症状が出てから何日以内と決まっている場合がある
  • 保険の種類によってバッテリー劣化は故障ではないため補償外なものが多い
  • 保険の種類によってスマホの色あせ・すり傷などの経年劣化は故障ではないため補償外なものが多い
  • 補償サービスセンターに在庫がない場合、同等スペックの機種を提案される
  • 紛失や盗難の場合は事前に警察に連絡して「遺失届受理番号」を発行してもらう必要がある
  • 故障したスマホは必ず返却する必要がある

故障ではなく、紛失や盗難にあってしまった場合は、上記の手順の前に警察へ電話して遺失届受理番号を発行してもらい、その番号をメモしておきましょう。

遺失届受理番号はケータイ補償サービスセンターに電話した際に使うので電話で聞いた4桁の数字をコールセンタースタッフに伝えます。

故障端末の返却をしなかった場合には違約金を請求されてしまうので、必ず期限以内に返却しましょう。

スマホの保険(ケータイ補償)の主な補償内容

補償内容を解説していきます。

以下の場合に補償適用となり新しい端末と交換、または低価格で修理可能です。

補償対象
  • 画面割れなどの破損
  • 全損(修理不可)
  • 水濡れ
  • その他の故障
  • 紛失・盗難
  • 低価格での修理

ケータイ補償の種類によっては、紛失や盗難が補償対象外のものもあります。

ドコモの「smartあんしん補償」やauの「故障紛失サポート」は紛失や盗難も端末交換対象です。

ソフトバンクの「あんしん保証パックプラス」は端末交換はできませんが、会員価格で同機種の機種変更が可能です。

キャリア別スマホの保険(ケータイ補償)の料金

キャリア3社のケータイ補償サービス(スマホ保険)料金は、次の通りです。

月額料金交換時にかかる費用
ドコモ
smartあんしん補償
330円~1,100円
※料金は機種による
5,500円~12,100円
※料金は月額料金毎に異なる
au
故障紛失サポート
418円~726円
※料金は機種による
2,200円~8,800円
※契約年数や申し込み方法等で異なる
ソフトバンク
あんしん保証パックプラス
715円8,250円

スマホの月額保険料金は、本体価格も機能性も高いハイスペックなモデルなのか、本体価格がお手頃で基本的な性能のスタンダードモデルなのかによって違います(ソフバンは一律)。

さらに月額料金だけでなく交換時にも費用がかかり、月額料金に応じて交換費用は異なります。

メーカー保証とスマホの保険(ケータイ補償)の違い

スマホの保険(ケータイ補償)とは万が一の故障や紛失に備えるためのサービスのことで、月額でスマホの保険料がかかります。

一方メーカー保証初期不良が合った場合にメーカーが無料で修理をしてくれるサービスのことで、購入したほとんどのスマホにはメーカー保証が1年間ついてきます。

初期不良に当たる症状

・故障の原因になることをしていないのに突然電源が入らなくなった
・故障の原因になることをしていないのに画面真っ暗になった
・故障の原因になることをしていないのに充電できない、明らかに電池の減りが速い
・通信ができない
・通話が途切れる
・ペアリングの調子が悪い
・購入して持って帰ってみたら画面のドット抜けを発見した

「故障の原因になることをしていない」場合の初期不良に対する補償なので、例えば充電器を変な角度でさしたことが原因で端子部分に目視で分かる損傷が見られる場合や、床に落下した形跡がみられる場合、水濡れの反応がある場合は対象外です(厳しく端末を確認されるので嘘はつけませんよ)。

また、通信ができない場合や通話が途切れる、ペアリングが外れる場合には、スマホが原因でなくSIMカードや接続機器、環境が原因の可能性がある為、購入店舗で故障かどうか判断してもらう必要があります。

中には初期不良を証明しずらい症状もあるので、初期不良に気が付いたらまずは購入店舗に問い合わせをして確認してもらいましょう。

スマホの保険(ケータイ補償)のメリット

スマホの保険のメリットについてまとめた画像

スマホの保険(ケータイ補償)では、トラブルから最短1~2日で交換まで完了します。

ドコモの「smartあんしん補償」、auの「故障紛失サポート」では、スマホをなくした時も交換が可能です。ソフバンの「あんしん保証パックプラス」は、会員価格で同機種の機種変更が可能です。

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補償対象がiPhoneまたはiPadの場合には、事前に「iPhone・iPadを探す」がオンになっていないと、紛失・盗難の補償ができないケースがあるので、ご注意ください。

水濡れ故障は、修理ができない状態になっているケースが多いですが、そのような時もスマホの保険(ケータイ補償)に入って入れば、リフレッシュ品と交換できるため安心です。

スマホの保険(ケータイ補償)がおすすめな人

冒頭で「スマホの保険はほとんどの人にとって不要」とお話ししましたが、

以下の場合には、スマホの保険(ケータイ補償)を付けておくことで得するかもしれません。

スマホの保険(ケータイ補償)がおすすめな人
  • 外出先でスマホをよく無くす人
  • 画面をよく割ってしまう、割れたら必ず交換したい人
  • 価格が高いスマホを使っている人

スマホの保険(ケータイ補償)に入っておいた方がいい人は、保険料の元が取れそうなです。上記に該当する場合は、毎月の保険料を回収できる可能性があるでしょう。

スマホを無くす心配がある方や、画面を1年に何度も割ってしまう方は、特にスマホの保険(ケータイ補償)に入っておいた方が得かもしれません。

価格が高いスマホを使っている人も、紛失した時や故障時の金銭的ダメージが大きいので、ケータイ補償に入っておくと安心です。

しかしハイスペックモデルのスマホの保険料は、スタンダードモデルよりも月額料金が高額。コストを下げるために、クレジットカードに付属するスマホ保険や、ネットで申し込みができるモバイル保険 などを検討するのも方法です。

スマホの保険(ケータイ補償)のデメリットを解説

スマホの保険のデメリットについてまとめた画像

スマホの保険(ケータイ補償)のデメリットについて、各項目ごとに解説していきます。

月額料金が高い

スマホの保険(ケータイ補償)のデメリットはやはり金額の高さです。

まずは、以下のキャリア3社のスマホの保険(ケータイ補償)料金をご覧ください。

キャリア月額料金交換時にかかる自己負担
ドコモ
smartあんしん補償
330円~1,100円
※料金は機種による
5,500円~12,100円
※料金は月額料金毎に異なる
au
故障紛失サポート
418円~726円
※料金は機種による
2,200円~8,800円
※契約年数や申し込み方法等で異なる
ソフトバンク
あんしん保証パックプラス
715円8,250円

さらに、各キャリアでケータイ補償を契約した際に、15年間で支払う保険料はドコモで198,000円・auで130,680円・ソフバンで128,700円です。

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15年間で支払う保険料
年数 ドコモ smartあんしん補償/月額1,100円 ドコモ smartあんしん補償/月額825円 au 故障紛失サポート726円 ソフトバンク あんしん保証パックプラス715円
1年目 13,200円 9,900円 8,712円 8,580円
2年目 26,400円 19,800円 17,424円 17,160円
3年目 39,600円 29,700円 26,136円 25,740円
4年目 52,800円 39,600円 34,848円 34,320円
5年目 66,000円 49,500円 43,560円 42,900円
6年目 79,200円 59,400円 52,272円 51,480円
7年目 92,400円 69,300円 60,984円 60,060円
8年目 105,600円79,200円 69,696円 68,640円
9年目 118,800円 89,100円 78,408円 77,220円
10年目 132,000円 99,000円 87,120円 85,800円
11年目 145,200円 108,900円 95,832円 94,380円
12年目 158,400円 118,800円 104,544円 102,960円
13年目 171,600円 128,700円 113,256円 111,540円
14年目 184,800円 138,600円 121,968円 120,120円
15年目 198,000円 148,500円 130,680円 128,700円

※ドコモは月額1,100円と月額825円の端末が多いため、ドコモだけ2パターン比較

計算してみると、10年でiPhoneが1台買えてしまう金額になります。

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2台持ちの人や家族でそれぞれスマホを持っている家庭では、この金額の台数分の保険料に。

また、年数が経って本体の価値が下がっても月額の保険料金はずっと変わりません

例えばiPhone 13 Pro Maxなんかは発売した2021年当時の最高スペックでしたが、新たな上位機種が出ている2023年現在でも当時の月額1,100円のまま。このことも踏まえて月額料金は高いと言えます。

端末交換時に自己負担金がかかる

故障の際には、月額料金だけでなく交換費用として自己負担金もかかります。

ドコモのsmartあんしん補償では、交換の際の自己負担金が機種により5,500円~12,100円、

au故障紛失サポートでは2,200円~8,800円、

ソフトバンクあんしん保証パックプラスでは8,250円かかってきます。

毎月保険料金を払っているのに、交換の自己負担金までかかってしまう点もデメリットでしょう。

故障で交換する時に対象機種の変更や制約がある

交換依頼の申し込みをした場合に、スマホの保険(ケータイ補償)センターに同機種同色の在庫がない場合があります。

その場合は、同等スペックかそれ以上のスペックの機種の交換の提案をされます。

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せっかく気に入っていた機種が別機種に替わってしまうのは悲しいですよね。

さらにバッテリー劣化を原因とした端末交換は行えず、預かり修理にてバッテリーを交換する案内になります(通常より安い価格でのバッテリー交換)。

また、経年劣化によるすり傷や変色なども故障ではないため、こちらも端末交換はできません。

スマホの保険(ケータイ補償)が不要な人

冒頭でお話しした通り、「スマホの保険(ケータイ補償)は、ほとんどの人にとって不要」というのが筆者の見解です。

任意の保険に入らなくてもほとんどのスマホには、1年間のメーカー保証が付いているため、初期不良や自然故障といった不運はカバーできます。

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スタッフとして働いていた時も、保険を使ったことがあるお客様よりも使ったことがないお客様の方が圧倒的に多く、もったいなさを感じていました。

本サイト独自に調査したアンケート「スマホの保険加入率アンケート」の記事でも、直近3年以内に補償を利用したことのある人は、24人中4人でした。

特に、低価格なスマホを利用している方やこれまで故障をしたことがない方は、スマホの保険料金を回収できる可能性が低いでしょう。

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スマホの保険がほぼ掛け捨ての状態になっている方は、保険を外すことを検討してもいいかもしれません。

スマホの保険(ケータイ補償)未加入者の修理代を確かめながら、「スマホの保険(ケータイ補償)に入っていた方がお得なのか」、「入らずに壊れた時に自己負担で修理した方がお得なのか」を比較してみてください。

スマホの保険(ケータイ補償)を解約する場合に知っておくべき4つのこと

解約する場合に知っておくべきことを表した画像

スマホの保険(ケータイ補償)解約したい場合に知っておきたい事は、次の4つです。

  • スマホの保険(ケータイ補償)未加入者の修理代
  • ケータイ補償解約後の再加入とその他の注意点
  • スマホの保険(ケータイ補償)の日割りについて
  • スマホの保険(ケータイ補償)の解約手続き方法

それぞれ以下で解説していきます。

スマホの保険(ケータイ補償)未加入者の修理代

保険未加入で故障した場合に修理代金がどのくらいかかるのか、Appleとドコモの修理代を参考に確認しておきましょう。

以下は、未保険の方がAppleでiPhoneを修理する場合の料金の例です。

修理内容iPhone15proiPhone15proMaxiPhoneSE(第3世代)
画面割れ50,800円56,800円19,400円
バッテリー交換15,800円15,800円11,200円
その他の故障105,800円114,800円44,000円
参照:APPLE公式サイト


本体価格の高いiPhone15proは修理代が高額ですが、本体価格の安いSEの修理代はハイスペック機種に比べ安いです。

続いて、Androidの修理代についていも、本体価格が高い機種と安い機種別を例に紹介します。以下は、高価格なハイスペックモデルの修理料金の例です。

修理内容Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53Aの場合Galaxy Z Fold3 5G SC-55Bの場合
ディスプレイ修理40,150円82,170円
内蔵電池交換11,770円12,650円
基板修理62,480円54,340円
修理上限額126,280円172,590円
参照:ドコモ

続いてお手頃価格なスタンダードモデルの修理料金の例です。

修理内容Galaxy A52 SC-53Bの場合Xperia 10 III SO-52Bの場合
ディスプレイ修理20,460円25,960円
内蔵電池交換11,550円11,110円
基板修理34,100円29,150円
修理上限額56,980円58,520円
参照:ドコモ

iPhoneのハイスペック機種iPhone15proMaxでは故障時に最大114,800円、スタンダードなSEでは最大44,000円です。

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Androidでもハイスペックモデルとスタンダードモデルだとかなりの修理代金の差があります。

スタンダードモデルの修理上限額は50,000円~60,000円程なので、安い端末であれば修理費はハイスペックに比べて安く済みます。

スマホの保険(ケータイ補償)を解約する際の注意点

注意喚起の画像

「ケータイ補償サービスを解約するとどうなるの?」このようなことも気になると思います。ケータイキャリアのスマホの保険(ケータイ補償)を解約した場合の注意点は、次の通りです。

注意点
  • 1度外すと次回端末購入時まで入れなくなる
  • 修理する場合に値引きされず全額自己負担になる
  • もしもスマホを無くしたら買い替えるしかなくなる
  • もしも修理不可な故障の場合に買い替えるしかなくなる

特にスマホを無くすと完全に買い換えるしかないため、紛失には注意が必要です。

スマホの保険(ケータイ補償)の日割りについて

ドコモの「smartあんしん補償」やauの「故障紛失サポート」、ソフバンの「あんしん保証パックプラス」などケータイ補償サービスを月の途中で解約した場合、日割り計算で請求されます。

スマホの保険(ケータイ補償)の解約手続き方法

ケータイ補償サービスを解約するには、

解約方法
  • 各キャリアのお客様サービスセンターで電話受付する
  • マイページのオプションから解約する
  • ショップで解約する

以上の3つの方法があります。

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現在の保険を解約して、新たな保険に入ろうと思っている方は、解約する前に保険の加入条件を確認してください。

保険の種類によっては、未保険の場合には加入できなかったり、購入から年数が経ってると加入できなかったりすることがあります。

スマホの保険(ケータイ補償)の代わりとなるサービスを検討するのもおすすめ

「スマホの保険(ケータイ補償)の代わりとなるサービスを検討するのもおすすめ」を表した画像

「ケータイ補償外したいけど、何も補償がないのはやっぱり不安・・・」

このような場合は、ケータイ補償よりもコスパの良い替わりのサービスも検討してみるのも一つの方法です。

モバイル保険やクレジットカードの保険はケータイ補償よりもランニングコストが安いので、「念のために保険は付けておきたい」というニーズにマッチします。

モバイル保険とは

モバイル保険は、オンラインで申し込むタイプのスマホ保険です。月額料金700円で補償対象端末が3台まで登録可能で、故障時には主端末が最大10万円・副端末が最大3万円までの保障が受けられます。

また、スマホだけでなくパソコンやゲーム機、イヤフォン、applewatchなどのWi-FiやBluetoothに繋がる機器を保険対象機器に登録することが可能となっています。

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子供用スマホやゲーム機など、子供に壊される可能性がある機器にも◎。

項目内容
対象端末修理可能な場合
補償台数合計3台/1契約あたり
補償額(修理可能な場合)▼主端末(1台目)
最大100,000円

▼副端末
(2台目3台目)
2台合計最大30,000万円
補償額(修理不能な場合)▼主端末(1台目)
最大25,000円

▼副端末(2台目3台目)
最大7,500円
対象端末
以下から合計3台
・スマホ(iPhone・Android・Pixel)
・PC
・モバイルWiFiルーター
・ワイヤレスヘッドホン
・ゲーム機など
登録条件・新規取得から1年以内である
・メーカーや通信キャリアの有償補償サービスに加入しており当該サービスにより補償が受けられる状態であれば、新規取得から1年以上であっても登録可能
補償範囲・外装破損
・損壊
・水濡れ全損
・故障
・盗難
補償回数補償金額以内であれば無制限
公式サイト▼公式サイトはこちら↓
モバイル保険
参照:モバイル保険

故障した端末をキャリアや町の修理店、メーカーなどで修理をしてもらい、そのかかった金額を主端末なら最大10万円・副端末なら最大30,000円まで補償してくれる仕組みとなっています。

注意点
・バッテリー交換は故障ではないため、補償対象外
・盗難は補償対象だが紛失は対象外
・登録できる端末は購入から1年未満の端末のみ(1年以上経過する端末でも、メーカーやキャリアの保障サービスに加入していて補償がうけられる状態のものであれば可)

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現在メーカーやキャリアの保険に入っていて、かつ故障端末でなければ、購入から1年経過していてもモバイル保険へ乗り換えOK!

キャリアの保険は補償内容は手厚いですが、1台で月額715円~1,100円と高額。対してモバイル保険は、キャリアに比べて補償は小さいですが月額700円で3台まで幅広く低コストで補償をかけておけます。

モバイル保険の評判を知りたい方は、以下のモバイル保険の口コミ記事をご覧ください。

モバイル保険の公式サイトはこちら→モバイル保険

クレジットカードの保険とは

クレジットカードには、スマホ補償や買い物した商品に対して補償がついているものがあります。

スマホ保険の替わりとなるクレジットカード3選は次の通りです。

クレジットカード年会費補償限度額補償内容補償条件
セゾンカードインターナショナル永年無料外出時の携帯品に対して年間上限10万円補償(1事故あたり1,000円の自己負担)破損・盗難・オプション料として300円/月必要
JCBゴールド「JCBスマートフォン保険」初年度無料・2年目以降11,000円年間最大50,000円(1事故あたり自己負担額10,000円)画面割れ・購入後24ヵ月以内のスマホである
・対象スマホの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払うこと
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード「スマートフォン・プロテクション」初年度月会費1,100円・2年目以降月会費1,100円最大30,000円補償(1事故あたり自己負担5千円・1年目の自己負担は1~1.5万円)画面割れ・火災・水濡れ・盗難・購入後36ヶ月以内のスマホである
・スマホ通信料を直近3回以上連続して、アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードで支払うこと
dカードゴールド年会費11,000円最大10,000円補償紛失・盗難・破損(修理不可な水濡れや全損の場合)・購入後3年以内のスマホである
・同機種への機種変更時の金額を負担(販売終了機種は同ブランドの機種)

見落としがちですが、実はこのようにクレジットカードにはスマホの保険に替わる補償がついていたりします。

現在契約しているクレジットカードの保障内容をすべて把握してる人は少ないので、この機会に保障内容を1度確認してみてはいかがでしょうか?

スマホの保険(ケータイ補償)に関するQ&A

ケータイ補償サービスでよくある質問は次の通りです。

  • ケータイ補償サービスはいつやめればよいですか?
  • ケータイ補償サービスに加入している率は?
  • ドコモケータイ補償 わらしべ やり方って何?
  • ahamoに保証サービスはあるの?

以下で解説していきます

ケータイ補償サービスはいつやめればよいですか?

いつやめても問題ありません。

やめると次回端末購入まで入れなくなるので、やめる前にやめた際のデメリットや注意点を確認するとよいでしょう、

ケータイ補償サービスを解約したらどうなる?

スマホの保険を解約した後に注意したいことをまとめると、次の通りです。
1度外すと次回端末購入時まで入れなくなる
・修理する場合に値引きされず全額自己負担になる
・もしもスマホを無くしたらか買い替えるしかなくなる
・もしも修理不可な故障の場合に買い替えるしかなくなる

解約した際のデメリットを確認して、不安があれば代替の安い保険に入るのもおすすめです。

ケータイ補償サービスに加入している率は?

近年では、生活コスト削減の意識が高まってきた影響から、ケータイ補償の加入率も低くなりつつあります。

ナノモバ独自で様々な年代のスマホユーザー50人にアンケートを行ったところ、スマホの保険に入っている人は50人中24人でした(2024年)。詳しくは、以下の「スマホ保険加入率を50人にアンケート調査した結果」の記事をご確認ください。

ドコモケータイ補償わらしべのやり方って何?

ケータイ補償のわらしべとは、補償で交換する際に、現在の機種より上位機種と交換してもらえることを指します。

ケータイ補償で端末交換する際に、ケータイ補償センターに同機種の在庫がないこともあります。その場合、同等スペックまたはそれ以上のスペックの機種との交換を提案されます。さらに、提案された機種が気に入らない場合で、正当な理由があれば、再度新たな提案をしてもらえることもあります。

このことが「ドコモケータイ補償の裏技」や「わらしべ」みたいによばれる由来と思われます。

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自分で機種を指定できるサービスではないのでご注意ください。

「うまく交渉してハイスペックに交換できるのでは」と考える人もいるかと思いますが、あくまで同機種がない場合に別の機種と交換できる仕組みです。同機種があった場合は別機種への変更はできません。

ahamoに保証サービスはあるの?

ahamoでもドコモと同じsmartあんしん補償とケータイ補償サービスがあり、端末購入の際に申し込み可能です。

また、ドコモからahamoに今のスマホをそのまま使って乗り換える場合は、今の保険をそのまま引き継ぐことができます。

まとめ

固定コスト削減のために格安SIMが注目されている今日ですが、毎月払っている補償サービスの見直も固定コストの削減に繋がります。

見直しの際は、補償に入っていた方がお得なのか、入らずに壊れた時に自己負担で修理した方がお得なのか、長期的な視点で考えることが重要です。

今回は、キャリアのスマホの保険(ケータイ補償)は必要なのかについて解説してきましたが、

結論「高額なスマホの保険(ケータイ補償)はほとんどの人にとって不要」というのが筆者の見解です。

しかし、安心のために補償には入っておきたいと思う方もいるでしょう。

その場合は、ランニングコストが重要になってきます。コスパが良い保険なら、キャリアよりも低価格なモバイル保険への加入も一つの選択です。

モバイル保険の評判を知りたい方は、以下のモバイル保険の口コミ記事をご覧ください。

今さら聞けない「格安SIMの全知識」の記事は、以下から確認いただけます。

関連記事≫LINEMOユーザーは機種変更どうする?安く購入するおすすめ方法や買い替えのベストタイミングを解説

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