もともとあった「新トクするサポート」が2025年8月に「新トクするサポート+」になって新たに登場。しかし、「これは本当にお得なのか?」と疑問を持つ方もいると思います。実際、スマホを返却する際に「利用特典料」がかかるようになったりと、改悪された部分もあります。
しかし、最新iphone17 Pro 256GBなどが驚きの月1円(2025年9月ソフトバンクオンライン)になっていたので、理解しておいて損はありません。本記事では、新しくなった「新トクするサポート+」の要点を分かりやすく解説していきます。旧「新トクするサポート」との違いや注意点も説明しているので、これから利用しようとしていた方は一読ください。

Noi
業界10年の経験を活かし、キャリアや格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。携帯会社のプログラムやサービスを駆使してお得になる方法を研究すること、格安SIMを比較することを趣味とする携帯会社マニア。これまで10社以上のSIMを利用し、2024年使って良かったSIMはマイネオ。
2025年8月に登場した「新トクするサポート+」の要点まとめ
もともとあった「新トクするサポート」が、2025年8月「新トクするサポート+」として内容が変わり登場したので、要点をまとめました。
「新トクするサポート+」とは
「新トクするサポート+」とは、簡単にいえば48回の分割払いです。さらに、分割13回目以降に購入したスマホをソフバンに返却すると、特典としてそれ以降の分割の支払いが免除(特典Aまたは特典B)されます。
新トクするサポート+ | 特典A | 特典B |
---|---|---|
特典の内容 | 最大36回分の分割金の支払い免除 | 最大24回分の分割金の支払い免除 |
特典利用条件 | ①13~24ヶ月目に特典利用を申し込む ②査定完了後に特典利用料(最大22,000円)を支払う ③査定完了後に一括で「早期利用料(最大38,500円)を支払う ④機種購入時から特典利用申し込み完了まで、「あんしん保証パック」に継続する ▼追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する | ①25ヶ月目以降に特典利用を申し込む ②査定完了後に特典利用料(最大22,000円)を支払う ▼追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する |
分割を免除するには、13ヶ月目以降に「特典利用」をソフトバンクで申し込み、その後にスマホを返却する流れとなります(詳しくは「特典の適用条件(返却のタイミングにより異なる!)」部分で解説)。
もちろん48回そのまま支払いを終えれば返却する必要はありません。分割手数料(利子)はかからないので、48回の分割払い自体は損になりません。
「新トクするサポート+」申し込みのタイミング
「新トクするサポート+」は、スマホなどの端末を48回払いにすることで申し込みとなります。そのため、端末購入後に後から申し込むことはできません。また、特典利用(分割金の残りの支払い免除)を適用させずにスマホ返却しないつもりの人も、48回払い(新トクするサポート+)の選択は可能。
特典の適用条件(特典利用のタイミングにより異なる!)
「新トクするサポート+」の特典の適用条件は、特典利用のタイミングによって、最大36回分の分割金の支払い免除となる「特典A」と、最大24回分の分割金の支払い免除となる「特典B」の2パターンです。
特典 | ▼特典A 最大36回分の分割金の支払い免除 | ▼特典B 最大24回分の分割金の支払い免除 |
---|---|---|
特典利用のタイミング | 13~24ヶ月目 | 25ヶ月目以降 |
特典の条件 | ①13~24ヶ月目に特典利用を申し込む ②機種の返却 ③査定完了後に特典利用料(最大22,000円)を支払う ④査定完了後に一括で「早期利用料(最大38,500円)」を支払う ⑤機種購入時から特典利用申し込み完了まで、「あんしん保証パック」に継続する ▼追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する | ①25ヶ月目以降に特典利用を申し込む ②機種の返却 ③査定完了後に特典利用料(最大22,000円)を支払う ▼追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する |
特典はどちらか片方を申し込むことで適用できます。どちらかの特典を選べる機種もあれば、選択肢が「特典B」のみの機種もあります。
特典A(最大36回分の分割金の支払い免除)を受けるには、上の表の①~⑤までの条件を満たさねばなりません。③特典利用料(最大22,000円+④早期利用料(最大38,500円)+⑤あんしん保証パック(特典利用申し込み完了まで継続して支払う)の料金が発生します。
「新トクするサポート+」でスマホを購入した時の見積もりを解説
ここでは、新トクするサポート+でiPhone 17 Pro 256GB(2025年9月・新規または乗り換えでのソフバン価格で解説)を購入した場合の価格についてみていきましょう。
まずは、iPhone 17 Pro 256GB(2025年9月・新規または乗り換えでのソフバン価格で解説)を
13ヶ月目に端末を返却した場合の見積もり(特典A)
iPhone 17 Pro 256GB ※乗り換え・新規の場合の価格 | 内訳 |
---|---|
本体価格 | 本体価格:219,600円 ↓ ▼48回払いの内訳▼ 1~12回:1 円/月 13〜24回:6,099 円/月 35~48回:6,100 円/月 |
13ヶ月目に端末を返却した場合の 実質負担金 | 実質総額75,252円 ↓ ▼実質総額の内訳▼ ①1~12回分割合計12円(1円/月×12回) + ②早期利用料27,500円 + ③利用特典料22,000円 + ④あんしん保証パック W with AppleCareServices 25,740円(1,980円×13回) |
本体価格219,600円のiPhone 17 Pro 256GBは、新規または乗り換えで48回払いにすると、分割1~12回までの料金は1カ月あたり1円です。
13ヶ月目に返却すると、実質負担は総額75,252円です。内訳は、①分割合計12円(1円/月×12回)+②早期利用料27,500円+③利用特典料22,000円+④あんしん保証パック W with AppleCareServices 25,740円(1,980円×13)です。

せっかく月1円の分割でも、13カ月目の特典利用時に総額で75252円もかかるので、しっかり理解しておかないと、端末返却の時期に驚いてしまいそうな金額ですね。
iPhone 17 Pro 256GB(2025年9月・新規または乗り換えでのソフバン価格で解説)を
24ヶ月目に端末を返却した場合の見積もり(特典B)
iPhone 17 Pro 256GB ※乗り換え・新規の場合の価格 | 内容 |
---|---|
本体価格 | 219,600円 1~12回:1 円/月 13〜24回:6,099 円/月 35~48回:6,100 円/月 |
25ヶ月目に端末を返却した場合の 実質負担金 | 実質総額95,200円 ↓ ▼内訳▼ ①1~12回分割合計12円(1円/月×12回) + ②13〜24回分割合計73,188円(6,099円/月×12回) + ③利用特典料22,000円 |
本体価格219,600円のiPhone 17 Pro 256GBは、新規または乗り換えで48回払いにすると、分割1~12回までの分割金は1カ月あたり1円、13~24回目までの分割金は一カ月あたり6,099円です。
25ヶ月目に返却すると、実質負担は総額95,200円です。内訳は、①1~12回分割合計12円+②13〜24回分割合計73,188円+③利用特典料22,000円です。

2年使って実質負担総額は、本体価格半額以下の95,200円。この金額は、一般的な2年返却プログラムの金額。利用特典料はかかるものの、月1円(1~12回目まで)にして帳尻を合わせた感じですね。
新「新トクするサポート+」と旧「新トクするサポート」の違い
特典 | 新「新トクするサポート+」 | 旧「新トクするサポート」 |
---|---|---|
特典内容 | ▼特典A 最大36回分の分割金の支払い免除 ▼特典B 最大24回分の分割金の支払い免除 | ▼プレミアムの特典 最大36回分の分割金の支払い免除 ▼スタンダードの特典 最大24回分の分割金の支払い免除 ▼バリューの特典 最大36回分の分割金の支払い免除 |
特典の条件 | ▼特典A ①13~24ヶ月目に特典利用を申し込む ②機種の返却 ③査定完了後に特典利用料(最大22,000円)を支払う ④査定完了後に一括で「早期利用料(最大38,500円)を支払う ⑤機種購入時から特典利用申し込み完了まで、「あんしん保証パック」に継続する ※追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する ▼特典B 最大24回分の分割金の支払い免除 ①25ヶ月目以降に特典利用を申し込む ②機種の返却 ③査定完了後に特典利用料(最大22,000円)を支払う ※追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する | ▼プレミアム ①13~24ヶ月目に特典利用(無料)を申し込む ②機種の返却 ③早トクオプション利用料(有料・例:Google Pixel 9 の場合、19,800円)を支払う ④機種購入時から特典利用申し込み完了まで、「あんしん保証パック」に継続する ※追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する ▼スタンダード ①25ヶ月目以降に特典利用(無料)を申し込む ②機種の返却 ※追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する ▼バリュー ①13ヶ月目以降に特典利用(無料)を申し込む ②機種の返却 ※追加費用が必要な場合 回収された端末がソフトバンクの査定条件を満たさない場合、端末の回収に加えて最大22,000円(不課税)が発生する |
対象機種 | スマホ・タブレット・watchなど | watchとタブレットがメイン |
端末返却後の分割支払いが不要となる特典内容は、どちらも同じです。
しかし、新しい「新トクするサポート+」では、特典を利用する条件が改悪され、特典を利用する際に22,000円の料金が発生するようになりました。これが両者の大きな違いです。
まとめ:特に特典Aは条件が多いので利用の際は注意しよう
今回は「新トクするサポート+」の要点について解説してきました。「新トクするサポート+」には、特典Aと特典Bがあり、特典Aを適用するには次の条件を満たす必要があります。
▼特典Aの条件
①13~24ヶ月目に特典利用を申し込む
②機種の返却
③査定完了後に特典利用料(最大22,000円)を支払う
④査定完了後に一括で「早期利用料(最大38,500円)を支払う
⑤機種購入時から特典利用申し込み完了まで、「あんしん保証パック」に継続する
合計すると料金がけっこう高くなりますよね。「新トクするサポート+」を利用するなら、あとで後悔しないように、これらの条件をしっかり理解しておくことが大切です。
システムがちょっと複雑で価格設定がなんともいえない例えばワイモバイルオンラインストアの「新トクするサポート(A)」などは特典利用料やあんしん保証パックなどの料金は不要となり、シンプルなのでぜひ比較してみてください。
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