本記事では、ワイモバイルで開始された「新トクするサポート(A)」についてわかりやすく解説しています。

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業界10年の経験を活かし、キャリアや格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。携帯会社のプログラムやサービスを駆使してお得になる方法を研究すること、格安SIMを比較することを趣味とする携帯会社マニア。これまで10社以上のSIMを利用し、2024年使って良かったSIMはマイネオ。
ワイモバイルの新トクするサポート(A)は端末がお得に購入できるプログラム
2025年1月16日にワイモバイルから新しく始まった「新トクするサポート(A)」。早速、その内容を以下で解説していきます。
ワイモバイルの 新トクするサポート(A) | 内容 |
---|---|
特典 | 48回払いの分割を組み、25回目以降に端末を返却すると、その後の支払いが不要になる |
プログラム 申し込みのタイミング | 端末購入時のみ申し込み可能 なお、特典の利用申し込みは、特典利用の申込日の翌月末までに、機種を返却し、査定完了する |
特典適用条件 | ・電話番号(ワイモバイルユーザー)または機種契約番号(ワイモバイルユーザー以外)を申告の上、特典の利用をワイモバへ申し込む ・特典利用の申込日の翌月末までに、機種を返却し、査定を完了する ・機種が査定基準を満たしていること、かつ、製造番号(IMEI)を確認できる(メーカー公式で修理またはソフトバンクの補償修理をしてIMEIが変わった場合も端末設定画面からIMEIが確認できれば可。正し、メーカ―以外の修理は不可) ・特典利用の申し込みの時点で、プログラムを解約、解除または終了していないこと ・債務の支払いを怠っていないこと ・機種がネットワーク利用制限の対象になっていないこと |
新トクするサポート(A)は、簡単に説明すると端末購入の際に設定する48回払いの分割払いです。さらに、分割25回目以降にその端末をワイモバイルに返却することで、返却した月以降の分割を相殺できる仕組みとなります。もちろん48回分割を払い終えれば端末を返却する必要はありません。

基本的な仕組みは、ソフトバンクの「新トクするサポート」と同じです。ただし、ワイモバはソフバンより基本料金が安い分、維持費がお得ですね。
ワイモバイルオンラインストアの「新トクするサポート(A)」は、「新トクするサポート」とは違い、端末購入のみの利用ができません。
新トクするサポート(A)は他社から乗り換えor新規ならiphoneが月1円~で購入可能!
新トクするサポート(A)は、他社からワイモバイルへ乗り換えまたは新規なら月1円からもiPhoneが購入できて非常にお得です。
iPhone14(128GB)を例に、新トクするサポート(A)の支払い料金を解説します。
他社から乗り換え・新規 | ワイモバユーザーの機種変更・LINEMOからの乗り換え・ソフバンからの乗り換え | |
---|---|---|
本体価格 | 101,808円 | 101,808円 |
分割1~24回目まで | 21,888円割引が入り1円/月 →分割1~24回の総額24円 ※プラン「シンプル2 M/L」の場合は1円/月 ※プラン「シンプル2 S」の場合は 151円/月 | 913円/月 分割1~24回目の総額21,912円 |
25~48回目まで | 3,329円/月 分割25~48回目の総額79,896円 | 3,329円/月 分割25~48回目の総額79,896円 |
※税込み
iPhone14(128GB)のワイモバイルの販売価格は、101,808円です。他社からの乗り換え(または新規)なのか、ソフバングループからの乗り換えなのかによって1~24回目までの分割価格に違いがあります。また、他社から乗り換えや新規でプラン「シンプル2 S」を利用する場合には、1~24回目の分割が月1円ではなく月151円となります。

ちなみに、24回までの分割が月1円になる理由は、新規または他社乗り換えの場合に21,888円の割引※が入っているからです。この割引は、新トクするサポート(A)を利用せずに一括払いや24回払いを選択した際にも適用されます。※プラン「シンプル2 M/L」の場合は21,888円、プラン「シンプル2 S」の場合は18,288円の割引
新規or他社からの乗り換えの場合
「シンプル2 M/L」を選び新トクするサポート(A)でiPhone14(128GB)を購入すると、1~24回目までの分割は毎月1円、25~48回目までの分割は毎月3,329円です。また、返却のタイミングにより、実質の負担は次のようになります。
・25回目にiPhone14を返却すると実質負担は総額24円
・48回払い終えると実質負担は実質79,920円※
※79,920円は、分割1~24回目の総額24円と分割25~48回目の総額79,896円の合計金額
店頭申し込みは契約に3,850円かかりますが、オンラインストアは事務手数料が無料です。他社から乗り換えまたは新規でiPhone14(128GB)を利用するなら、新トクするサポート(A)で月1円になるワイモバイルオンラインストアが一番お得です。
ワイモバユーザーの機種変更orLINEMOからの乗り換えorソフバンから乗り換えの場合
・25回目にiPhone14を返却すると実質負担は総額21,912円
・48回払い終えると実質負担は101,808円

iphone14のような特化価格の端末を購入するなら他社からの乗り換えか新規がお得ですね。
【実質24円から販売あり】2025年新トクするサポート(A)&他社からの乗り換えでお得なiPhone一覧まとめ
ここでは、ワイモバイルへ他社からの乗り換えまたは新規の時に新トクするサポート(A)でお得になるiPhoneを一覧でまとめました。また、新トクするサポート(A)は、選択するプランによっても価格が変わるので、以下でプラン別の価格の違いにも注目してください。
他社から乗り換え or新規で購入して 2年後に返却した場合 | iPhone15 128GB | iPhone14 128GB | iPhone13 128GB | iPhoneSE 64GB |
---|---|---|---|---|
本体価格 | 113,184円 | 101,808円 | 96,480円 | 73,440円 |
シンプル2 S | 1~24回まで2,312円/月 →実質55,488円 ※返却せず使た場合25回目以降1,654円/月かかります ※本体価格から18,000円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降3,329円/月かかります ※本体価格から18,288円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降3,119円/月かかります ※本体価格から18,000円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降1,530円/月かかります ※本体価格から33,096円の割引が入っています |
シンプル2 MまたはL | 1~24回まで2,162円/月 →実質51,888円 ※返却せず使た場合25回目以降1,654円/月かかります ※本体価格から21600円の割引が入っています | 1~24回まで1円/月 →実質総額24円 ※返却せず使た場合25回目以降3,329円/月かかります ※本体価格から21,888円の割引が入っています | 1~24回まで1円/月 →実質総額24円 ※返却せず使た場合25回目以降3,119円/月かかります ※本体価格から21600円の割引が入っています | 24回まで1円/月 →実質24円 ※返却せず使た場合25回目以降1,530円/月かかります ※本体価格から36696円の割引が入っています |
※税込み

ワイモバで販売しているiPhoneのなかなら、比較的新しいモデルで月1円となるiphone14が目玉商品ですね。
ソフバン・LINEMOからの乗り換えの場合は、実質総額24円にならないのでご注意ください。
他社からの乗り換えまたは新規の方で「シンプル2MまたはL」プランを利用すれば、新トクするサポート(A)でiPhone14・13・SEが月1円で使えます。分割25回目に返却すれば、実質総額は24円となります。型落ちではありますが、2年間24円で使えればコスパ◎また、「シンプルS」でも月151円で利用可能です。

店頭申し込みは契約に3,850円かかるのでご注意ください。オンラインなら事務手数料が無料なので申し込みはワイモバイルオンラインストア(ワイモバイル公式サイト)からがおすすめです。
ワイモバの新トクするサポート(A)とソフバンの新トクするサポートの4つの違い【仕組みは同じ】
ワイモバイルオンラインストアの新トクするサポート(A)とソフトバンクオンラインショップの新トクするサポートについて、内容や対象機種を比較したところ、返却して残りの残金を相殺する仕組みは全く同じでした。対して、両者の違いには以下の4点があります。
両者の違い
・「販売している端末の種類の豊富さと最新機種の提供」
・「13カ月目でも返却できるかどうか」
・「本体価格は同じだが乗り換えや新規時の割引額が違う」
・「端末のみで購入できるかどうか」
どちらが得かどうかは何を求めているかによって変わるため、断定はできません。違いについて以下で詳しく解説するので、自分にとってどちらがメリットがあるのか見比べてください。
違い①販売している端末の種類の豊富さと最新機種の取り扱い
ワイモバイルとソフトバンクの大きな違いは、販売している種類の豊富さと最新機種の取り扱いです。
ワイモバイルは、iPhoneは最新の16シリーズや、プロ、plusなどの取り扱いがありませんでした。しかし、ソフトバンクオンラインショップにはないiPhone13などの古い機種もあります。そのため、安い目玉商品が発見できるかもしれません。また、Androidでは最新機種も一部販売がありました。
対してソフバンは、最新機種が豊富な一方、古い端末の取り扱いが少ないです。

種類は少ないけど「安い目玉商品」が発見できるかもしれないワイモバ、「豊富な品揃え」で「最新機種」が手に入るソフバン、どっち派ですか?ちなみに筆者は最上位スペックや最新機種にこだわらないので、「型落ちになって安い目玉商品」も視野に入れてるタイプです。
違い②13カ月目でも返却できるかどうか
ワイモバイルの新トクするサポート(A)は、48回払いの分割で、25カ月目以降に返却できる仕組み。対してソフトバンクの新トクするサポートには、以下3つの種類が存在します。
- スタンダード
- プレミアム
- バリュー
「スタンダード」は25カ月目以降に返却できる仕組みですが、プレミアムとバリューは13ヵ月目で返却できる仕組みです。これら3つは、機種により決まっているため自分では選べません。
また、プレミアムとバリューは13ヵ月で返却しその後の支払いが不要になるため、お得に感じるかもしれませんが、以下の追加条件があります。
プレミアム | バリュー | |
---|---|---|
追加条件 | 返却の際、以下2点がかかります。 ・返却時に有料の早トクオプションの申し込み(最大29,700円) ・あんしん保証パックサービス(月額使用料最大1,980円/月)の申し込みして返却まで利用する | ・回線契約 ・大容量プランの利用 |
注意点 | 返却時に利用金が発生 | ・2025年1月現在対象機種なし ・端末購入のみできない ・基本料金が高い |
プレミアムとバリューには厳しい条件があります。条件を加味すると「13ヵ月返却=お得」とは言い切れないので、利用する方は仕組みと料金をしっかり確認して、自分にとってメリットのある2年返却プログラムを見定めることが重要です。

このような13カ月目で返却できる仕組みがあるかどうかが、ワイモバイルとソフトバンクの2年返却プログラムの違いです。ワイモバの方が仕組みがシンプル。
違い③本体価格は同じだが乗り換えや新規時の割引額が違う
同グループなので端末本体価格は同じです。ただし、乗り換えや新規の際に受けられる割引額には違いがあります。例えば、以下のような違いがあります。
他社から乗り換え or新規で購入して 2年後に返却した場合 | iPhone15 128GB | iPhone14 128GB |
---|---|---|
本体価格 | 113,184円 | 101,808円 |
ワイモバイル 【シンプル2 MまたはLの場合】 | 1~24回まで2,162円/月(合計51,888) 25回目以降1,654円/月(合計39,696円) →25カ月返却で実質51,888円 ※本体価格の113,184円から18,000円の割引が入っています | 1~24回まで1円/月(合計24円) 25回目以降3,329円/月(合計79,896円) →25カ月返却で実質24円 ※本体価格101,808円から21,888円の割引が入っています |
ソフトバンク | 1~24回まで205円/月(合計4,920円) 25回目以降4,511円/月(合計108,264円) →25カ月返却で実質4,920円 ※本体価格の113,184円から割引が入っていません。 | 1~24回まで1円/月(合計24円) 25回目以降4,241円/月(合計101,784円) →25カ月返却で実質24円 ※本体価格101,808円から割引が入っていません。 |
※2025年1月のソフトバンクオンラインショップ価格
※税込み
比較から分かること
・販売価格は同じ
・ワイモバイルは、48回割賦の場合で乗り換えまたは新規で割引が入る
・ソフバンは48回割賦の場合で乗り換えまたは新規で割引が入らない
・1~24回まで、25回~48回までの分割金額設定は両者で違う

ちなみにソフトバンクオンラインショップでは、一括払いもしくは24回払いの場合に限り新規や乗り換え者に対して「オンラインショップ割」をしてます!例えばiPhone15シリーズなら43,872円割引、iPhone16シリーズなら21,984円割引も割引されます。
両者は端末の支払い方法に対して割引が違う
・ソフトバンクオンラインでは、乗り換えや新規ユーザーが一括もしくは24回払いなら割引が大きい「オンラインショップ割」が受けられる、しかし新トクするサポート(48回割賦)では割引なし。
・ワイモバイルオンラインでは、新規や乗り換えユーザーが一括・24回払い・48回割賦の新トクするサポ―ト(A)のどれでも割引が受けられる
違い④端末のみで購入できるかどうか
2025年1月現在ワイモバイルオンラインストアでは、端末購入のみの受付ができません。
つまりは、契約をしないとワイモバイルオンラインストアの新トクするサポート(A)は利用できないということですね。ワイモバの店舗なら端末購入のみの受付もしてる可能性がありますが、どちらにせよ乗り換えや新規ユーザー向けにしか割引は入らないので、ワイモバイルの店頭で端末のみ購入する意味を見いだせませんでした。端末のみ購入して2年返却プログラムするなら機種の種類が豊富なソフトバンクやau、ドコモ、楽天モバイルが良いのではないでしょうか。

しかし、ワイモバは月額料金がソフバンより安いという最大のメリットがありますよね。以下ではワイモバの維持費を詳しく解説します。
ワイモバイルへ他社から乗り換えまたは新規契約した時の維持費を詳しく解説
新トクするサポート(A)でiphoneを購入するなら、他社からの乗り換えや新規がお得です。そこで以下では、ワイモバイルへ他社から乗り換えor新規契約した時の毎月の月額料金について、プラン別に解説します。
まずは、以下でワイモバイルが提供するプランの内容をご覧ください。
ワイモバイル 3つのプラン | ライトに使える 「シンプル2 S」 | 人気プラン 「シンプル M」 | たっぷり使う 「シンプル L」 |
---|---|---|---|
基本料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
1カ月に使える容量 | 4GB | 30GB | 35GB |
また、各プランは、条件を満たすと以下の割引が入ります。
ワイモバイルの 割引 | 割引金額 | 内容 |
---|---|---|
家族割引サービス | -1,100円/月 | ・複数の回線ご利用で2回線目以降割引 ・「おうち割 光セット(A)」との併用は不可 ・・My Y!mobileワイモバイルショップでの申し込みが必要 |
「おうち割 光セット(A)」 | シンプル2 Sは-1,100円/月 シンプル2 M/Lは1,650円/月 | ・対象のネットをご利用で家族全員割引 ・家族割引サービスとの併用は不可 ・My Y!mobileワイモバイルショップでの申し込みが必要 |
ワイモバ親子割 | -1,100円/月 | ・5歳から18歳の子供とその家族を最大13か月間割引 ・子供のスマホだけ契約することも可 ・「シンプル2 S」は対象外 |
PayPayカード割 | -187 円/月 | PayPayカードでの月々お支払いで割引 |
他社からの乗り換えまたは新規の方が、それぞれのプランでiphone14(128)を新トクするサポート(A)で購入した場合の月額料金を解説していきます。また、「家族割引サービス」と「おうち割 光セット(A)」の併用はできないため、ここでの割引ありのケースでは「家族割引サービス」を適用させた場合でシュミレーションしています。
▼シンプル2 S▼
iphone14(128GB)購入 した場合 | 「シンプル2 S」 割引なしのケース | 「シンプル2 S」 割引ありのケース |
---|---|---|
基本料金 | 2,365円 | 2,365円 |
家族割引サービス | ー | -1,100円/月 |
ワイモバ親子割 | ー | 対象外 |
PayPayカード割 | ー | -187 円/月 |
iPhone14(128GB) 分割料金 | 151円 | 151円 |
月々の支払料金 (基本料金+分割) | 2,516円 | 1,229円 |
※2025年1月の
※税込み
▼シンプル2 M▼
iphone14(128GB)購入 した場合 | 「シンプル2 M」 割引なしのケース | 「シンプル2 M」 割引ありのケース |
---|---|---|
基本料金 | 4,015円 | 4,015円 |
家族割引サービス | ー | -1,100円/月 |
PayPayカード割 | ー | -187 円/月 |
ワイモバ親子割 | ー | -1,100円/月 |
iPhone14(128GB) 分割料金 | 1円 | 1円 |
月々の支払料金 (基本料金+分割) | 4,016円 | 1,629円 |
※2025年1月の
※税込み
▼シンプル2 L▼
iphone14(128GB)購入 した場合 | 「シンプル2 L」 割引なしのケース | 「シンプル2 L」 割引ありのケース |
---|---|---|
基本料金 | 5,115円 | 5,115円 |
家族割引サービス | ー | -1,100円/月 |
ワイモバ親子割 | ー | -1,100円/月 |
PayPayカード割 | ー | -187 円/月 |
iPhone14(128GB) 分割料金 | 1円 | 1円 |
月々の支払料金 (基本料金+分割) | 5,116円 | 2,729円 |
※2025年1月の
※税込み
「家族割引サービス」と「おうち割 光セット(A)」の併用はできないため、「家族割引サービス」でのシュミレーションをしました。しかし、もしもシンプル2 MまたはLで「おうち割 光セット(A)」が適用されれば、対象の家族全員(10回線まで)毎月1,650円も割引され非常にお得です。

現在ソフトバンクの光を使っている方は「家族割引」よりさらに最大550円も安くなりますよ。
新トクするサポート(A)で購入から返却までの流れを解説
新トクするサポート(A)で端末購入から返却までの流れは、以下の通りです。
ワイモバイルオンラインストアへアクセスして48回払い(新トクするサポートA)で端末を購入&契約手続きをする
- 分割25回目以降に「特典利用の申し込み」を行う
- 「特典利用の申し込み」を行い、店頭又は郵送で翌月末までに端末を返却する
新トクするサポート(A)で端末購入する場合、新規契約または乗り換えを選択します。乗り換えの場合には、MNP予約番号が必要なので、事前に取得してください。端末回収の前には、「特典利用の申し込み」手続きが必要です。「特典利用の申し込み」の後は、店頭又は郵送で翌月末までに端末を返却して完了です。
新トクするサポート(A)の3つのメリット
ここでは新トクするサポート(A)の3つのメリットを解説します。
基本料金の安いワイモバで2年返却プログラムが使える
ソフトバンクやその他の大手キャリアの2年返却プログラムでも、これまで月1円ほどの超特価端末がありました。しかし月1円ほどの超特価で2年返却プログラム利用するには乗り換えや新規契約が必須だったため、基本料金の高い大手キャリアでの契約に躊躇していた方も多い事でしょう。
しかし、ソフトバンクやその他大手キャリアよりも基本料金の安いワイモバイルでも2025年1月16日から「新トクするサポート(A)」がはじまりました。つまり、ワイモバイルで新トクするサポート(A)を利用し端末購入すれば、「基本料金も安い」「端末が安く購入できる」のいいとこどりができるわけです。
高すぎて手が出しずらかったiPhoneが月1円から購入可能となる
「iPhoneに乗り換えたいけど、高すぎる・・・」iPhoneを検討していると、このように思いますよね。例えばソフバンでSIM契約せずにiPhone15(113,184円)を分割24回で購入すると、1カ月あたり4716円もしてしまいます。
対して新トクするサポート(A)を利用すれば、iPhone15は月々2,162円から、iPhone14であれば月々1円から購入可能です(詳しくは本記事内を参照ください)。年々機種代金が高くなっていますが、新トクするサポート(A)を利用すれば、人気のiphoneもお得に購入できるわけです。
返却したくないなら48回の分割を払うだけ(手数料0円)
新トクするサポート(A)の48回払いで端末を購入したからといって、必ず返却する必要はありません。もちろん分割の残りを相殺させるには返却は必要ですが、もしもそのまま使いたいのであれば、分割をそのまま48回目まで払えばよいだけです。
また、ワイモバイルの分割には手数料がかからないため、48回すべて払っても手数料は発生せず、損にはなりません。

つまり、手数料なしで48回払いの分割を払い終えただけ。途中で返却したくないと思ったら、返却しない選択も全然ありですよ。
新トクするサポート(A)の3つのデメリット|契約前に許容範囲かチェックしよう
ここでは、新トクするサポート(A)の3つのデメリットについて解説します。許容範囲かどうかチェックしておきましょう。
販売しているスマホの種類がソフトバンクに比べて少ない
ワイモバイルでは、そもそも取り扱いしている機種がソフトバンクに比べて少ないです。そのため、欲しい端末が必ずしも新トクするサポート(A)でお得に購入できるわけではありません。例えば現在ワイモバイルで販売しているiPhoneは、iPhone15、14、13、SEに限定されています。最新の16はなく、プロやplusなどもありません。
ワイモバイルの新トクするサポート(A)は、欲しい端末がワイモバイルで取り扱いしていればお得なサポートです。欲しい端末がなかった場合には、ソフトバンクや他のキャリア、AppleStoreなどで購入するしかありません。
契約なしで端末のみ購入できない
2025年1月現在ワイモバイルオンラインストアでは、端末購入のみの受付ができません。つまりは、契約をしないとワイモバイルオンラインストアの新トクするサポート(A)は利用できないということですね。

ワイモバの店舗なら端末購入のみの受付もしてる可能性がありますが、どちらにせよ乗り換えや新規ユーザー向けにしか割引は入らないので、店頭で端末のみ購入できたとしてもお得ではありません。端末のみ購入して2年返却プログラムするなら機種の種類が豊富なソフトバンクや楽天モバイルがおすすめです。
ソフバン・LINEMOからの乗り換え時は割引がない(または少ない)
残念なポイントとして、ソフトバンクやLINEMOからの乗り換えは端末の割引がない(または少ない)ということがあげられます。
そのため、ソフトバンクやLINEMOユーザーが新トクするサポート(A)で端末購入するメリットは少ないかもしれません。ソフトバンクやLINEMOユーザーがiPhoneを2年返却プログラム系で購入するなら乗り換えに該当するahamoや
楽天モバイルをチェックしてみてください。

もしくは新規契約で新トクするサポート(A)を利用するのもありだと思いますよ。メインのSIMをワイモバに変更して、別に新規契約すれば1台分が家族割引サービスの対象になります。
新トクするサポート(A)を利用する際の注意点
ここでは、手続きの前に確認してほしい新トクするサポート(A)注意点を解説します。
端末購入するタイミングでしか契約できない
新トクするサポート(A)は、端末購入する手続き中のタイミングでしか契約できません。

端末購入時の途中画面で、一括払いか24回払いか48回払いが選べます。この時、48回払いを選択すればokです。
選択するプランによって新トクするサポート(A)利用時の端末価格が違う
新トクするサポート(A)は、選択するワイモバイルのプランによって購入する端末価格が変わります(割引金額が違う)。
例えばiPhoneを例にあげると、プラン別の価格は以下の通りです。
他社から乗り換え or新規で購入して 2年後に返却した場合 | iPhone15 128GB | iPhone14 128GB | iPhone13 128GB | iPhoneSE 64GB |
---|---|---|---|---|
本体価格 | 113,184円 | 101,808円 | 96,480円 | 73,440円 |
シンプル2 S | 1~24回まで2,312円/月 →実質55,488円 ※返却せず使た場合25回目以降1,654円/月かかります ※本体価格から18,000円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降3,329円/月かかります ※本体価格から18,288円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降3,119円/月かかります ※本体価格から18,000円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降1,530円/月かかります ※本体価格から33,096円の割引が入っています |
シンプル2 MまたはL | 1~24回まで2,162円/月 →実質51,888円 ※返却せず使た場合25回目以降1,654円/月かかります ※本体価格から21600円の割引が入っています | 1~24回まで1円/月 →実質総額24円 ※返却せず使た場合25回目以降3,329円/月かかります ※本体価格から21,888円の割引が入っています | 1~24回まで1円/月 →実質総額24円 ※返却せず使た場合25回目以降3,119円/月かかります ※本体価格から21600円の割引が入っています | 24回まで1円/月 →実質24円 ※返却せず使た場合25回目以降1,530円/月かかります ※本体価格から36696円の割引が入っています |
※税込み
比較してみると、シンプル2Sよりもシンプル2M/Lの実質負担金額の方が安いことが分かりますね。
故障や破損による追加料金22,000円には注意
新トクするサポート(A)で端末を返却する際、以下に該当する場合に追加料金22,000円が発生する可能性があります。
充電不良、スピーカー不良、カメラ機能の不具合、ひび割れや欠け、タッチ操作の不具合、液晶の偏食や焼き付き、背面の割れ、フレームの変形、カメラレンズの破損など

つまり、故障や破損がある場合には返却時に追加料金22,000円が発生するわけです。
ちなみに、ワイモバイルのスマホ保険「故障あんしんパックプラス」のオプションを契約すると、もしも追加料金が発生する場合に追加料金が以下のように減額されます。
- iPhone:22,000円→12,500円
- Google Pixel・Android:22,000円→5,000円
故障あんしんパックプラスの主な補償内容は、iPhoneとAndroid別に以下の通りです。
故障あんしんパックプラス | iphone | Google Pixel・Android |
---|---|---|
月額料金 | 759円/月 | 759円/月 |
故障交換サービス 自然故障・外装破損・ 水濡れ・全損時に新品同等の 同一機種に交換 | 交換代金8,250円~13,750円 ※ 交換後の機種によって交換代金は異なります | 交換代金8,250円~13,750円 ※ 交換後の機種によって交換代金は異なります ※STREAM S、ARROWS S、Car Wi-Fi、Battery Wi-Fi、タブレット、ケータイは対象外 |
故障保証サービス ユーザーの使い方に関係なく 自然に故障したケースの修理 が無料 | 対象外 | 対象 |
破損保証サービス 外装が破損してしまったときに 外装を特別価格で交換 | 対象外 | 最大1,650円で交換 |
水濡れ・全損保証サービス 水濡れ・全損などのトラブル時 にお得な価格で修理、もしくは 同一機種・当社指定機種を 会員価格でご購入可能 | iPhone対象外(会員価格での購入は対象) | 修理代金5,500円で修理 または会員価格で機種変更 |
盗難・紛失保証サービス 盗難・紛失時に同一機種・ 当社指定機種を、会員価格でご購入可能 | 会員価格で機種変更 | 会員価格で機種変更 |
内蔵型バッテリー交換 修理割引サービス 内臓バッテリー交換の 修理代金を割引 | 対象外 | 3,300円割引でバッテリー交換 |
故障あんしんパックプラスは、上記のようにiPhoneはAndroidに比べて対象外となるサービスが多く、iPhoneでは少し損に感じます。もしiPhoneでスマホ保険をつけるなら、月額700円で3台補償できるモバイル保険
も比較してみると良いでしょう。
ワイモバイルの保険もしくはメーカー修理以外で修理すると返却できない可能性が高い
新トクするサポート(A)で返却する予定であれば、ワイモバイルの保険もしくはメーカー修理以外で修理するのはやめておきましょう。
ネットや街中で安く修理したりバッテリー交換したりできる業者がありますが、新トクするサポート(A)で返却予定の方にはおすすめできません。ワイモバイルの保険もしくはメーカー修理以外で修理を行った場合に「改造」とみなされてしまい、2年後にスマホを返却できない可能性があるためです。

改造した端末は返却対象外。例えばiphoneならAppleでの修理やAppleCareによる修理はメーカー修理だからOK!
製造番号(IMEI)を確認できるようにしておく
新トクするサポート(A)で端末を返却できる条件の1つに、「回収した機種の製造番号(IMEI)を確認できること」というものがあります。つまり、返却するなら製造番号(IMEI)は確認できる状態にしておく必要があります。製造番号(IMEI)は、端末1つ1つに割り当てられた製造番号です。端末の設定画面から確認可能ですが、端末の箱も取っておきましょう。
また、メーカー修理やワイモバイルの修理・交換すると、製造番号(IMEI)が変わることがあります。ワイモバイルへ問い合わせしたところ、メーカー修理やワイモバイルの修理・交換で製造番号(IMEI)が変わってしまっても、製造番号(IMEI)が確認できる状態であれば返却できるそうです。しかし、製造番号(IMEI)が変わった場合には、念のためいつでもワイモバイルへ説明できるように修理の領収書や書類、データはすべて残しておいた方がよさそうです。

製造番号(IMEI)以前の問題ですが、街の修理屋さんやネットのスマホ修理店で修理した場合は「改造」に該当する可能性があるため、返却できなくなるのでご注意ください。
まとめ|新トクするサポート(A)はiPhoneが月1円で利用できるお得プログラムだった
新トクするサポート(A)は、iPhoneが月1円から購入できるお得プログラムです。ワイモバイルの新トクするサポート(A)でお得なiPhone情報をまとめると、以下の通りです。
他社から乗り換え or新規で購入して 2年後に返却した場合 | iPhone15 128GB | iPhone14 128GB | iPhone13 128GB | iPhoneSE 64GB |
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本体価格 | 113,184円 | 101,808円 | 96,480円 | 73,440円 |
シンプル2 S | 1~24回まで2,312円/月 →実質55,488円 ※返却せず使た場合25回目以降1,654円/月かかります ※本体価格から18,000円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降3,329円/月かかります ※本体価格から18,288円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降3,119円/月かかります ※本体価格から18,000円の割引が入っています | 1~24回まで151円/月 →実質3,624円 ※返却せず使た場合25回目以降1,530円/月かかります ※本体価格から33,096円の割引が入っています |
シンプル2 MまたはL | 1~24回まで2,162円/月 →実質51,888円 ※返却せず使た場合25回目以降1,654円/月かかります ※本体価格から21600円の割引が入っています | 1~24回まで1円/月 →実質総額24円 ※返却せず使た場合25回目以降3,329円/月かかります ※本体価格から21,888円の割引が入っています | 1~24回まで1円/月 →実質総額24円 ※返却せず使た場合25回目以降3,119円/月かかります ※本体価格から21600円の割引が入っています | 24回まで1円/月 →実質24円 ※返却せず使た場合25回目以降1,530円/月かかります ※本体価格から36696円の割引が入っています |
※税込み
ワイモバイルオンラインストアで販売中のiphoneを比較した結果、このなかなら比較的新しいモデルで月1円のiphone14が一番お得ですね。
ソフトバンクの新トクするサポートは、機種は多く、乗り換えで1円からのiphoneがあるものの、基本料金はキャリア価格でお高め。対してワイモバイルであれば、以下の月額料金で利用可能です。
▼シンプル2 S▼
iphone14(128GB)購入 した場合 | 「シンプル2 S」 割引なしのケース | 「シンプル2 S」 割引ありのケース |
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基本料金 | 2,365円 | 2,365円 |
家族割引サービス | ー | -1,100円/月 |
ワイモバ親子割 | ー | 対象外 |
PayPayカード割 | ー | -187 円/月 |
iPhone14(128GB) 分割料金 | 151円 | 151円 |
月々の支払料金 (基本料金+分割) | 2,516円 | 1,229円 |
▼シンプル2 M▼
iphone14(128GB)購入 した場合 | 「シンプル2 M」 割引なしのケース | 「シンプル2 M」 割引ありのケース |
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基本料金 | 4,015円 | 4,015円 |
家族割引サービス | ー | -1,100円/月 |
PayPayカード割 | ー | -187 円/月 |
ワイモバ親子割 | ー | -1,100円/月 |
iPhone14(128GB) 分割料金 | 1円 | 1円 |
月々の支払料金 (基本料金+分割) | 4,016円 | 1,629円 |
▼シンプル2 L▼
iphone14(128GB)購入 した場合 | 「シンプル2 L」 割引なしのケース | 「シンプル2 L」 割引ありのケース |
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基本料金 | 5,115円 | 5,115円 |
家族割引サービス | ー | -1,100円/月 |
ワイモバ親子割 | ー | -1,100円/月 |
PayPayカード割 | ー | -187 円/月 |
iPhone14(128GB) 分割料金 | 1円 | 1円 |
月々の支払料金 (基本料金+分割) | 5,116円 | 2,729円 |
「家族割引サービス」と「おうち割 光セット(A)」の併用はできないため、「家族割引サービス」でのシュミレーションをしました。しかし、もしもシンプル2 MまたはLで「おうち割 光セット(A)」が適用されれば、対象の家族全員(10回線まで)毎月1,650円も割引され非常にお得です。

現在ソフトバンクの光を使っている方は「家族割引」よりさらに最大550円も安くなりますよ。
店頭申し込みは契約に3,850円かかりますが、オンラインなら事務手数料が無料。申し込みは以下のワイモバイルオンラインストア(ワイモバイル公式サイト)からがおすすめです。