ahamoの海外利用はそのまま使え高額請求の心配不要！渡航先でのスマホの使い方・方法を解説

ahamoの海外利用は、「コスパ」「かんたんさ」ともに最強です。本記事では、ahamoの海外利用について、利用方法や使える国を紹介します。快適に旅行するため、注意点や渡航先で通信できなくなった場合について確認しておきましょう。

Noi

元キャリアショップ店員でナノモバ著者。スマホ業界10年の経験を活かし、格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。
初めて使った格安SIMは、2016年の日本通信「おかわりSIM」。キャリアSIMが当たり前だった当時、月額500円から使える事実が衝撃でした。そこから格安SIMにハマり、10社以上のSIMを利用し、2024年のお気に入りはマイネオです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ahamoは、月額2,970円で30GB使えるドコモ回線です。MNOだから通信品質も高く、海外利用に最適なSIMです。

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ahamoの海外での使い方を解説
ahamoで海外利用する際の注意点・ポイント
海外でahamoが繋がらない時の対処法
海外利用はahamoが最強！モバイルWi-Fiがなくても十分使える

ahamoの海外での使い方を解説

ahamoは、海外オプションの申し込みが不要です。渡航先でスマホのデータローミング設定をオンに変更するだけで、そのまま使えます。

使えるギガ

海外で使えるギガは、トータルで最大30GBです。毎月のahamoのプランからデータを消費します。例えば海外に行く月に日本で10GB使っている場合、その月の残りは20GBあるため、渡航先でトータル20GBまで使える計算です。

ahamoのプランは、月額2,970円で30GB使えるワンプランです。海外利用の場合も、このプランからデータが消費されます。また、ahamoはMVNOではなくMNOのため、キャリアと同等の通信品質で利用できます。

noi

ahamo大盛オプションを契約しても、海外で使えるギガは最大30GBまでです。

もしもデータがなくなった場合も、最大通信速度1Mbpsで通信可能です。1Mbpsは、ネット検索やLINEはもちろん、動画も低速視聴が可能な速度です。

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ahamoの海外利用は高額請求の心配がいらない理由

ahamoの海外利用は、他のSIMに比べて高額請求の心配が不要です。

一般的に海外利用は、毎月の月額料金プランとは別に渡航先で利用したデータ通信量が請求されます。一方ahamoの海外利用は、渡航先で利用したデータ通信量は国内で使ったデータ通信量と合算されるため、発生する料金は毎月の月額料金プランのみ。そのため、高額請求の心配がなく安心して利用できます。

注意点

ahamoに限らず海外での通話料金は、着信した際にも発生するため、通話料金には注意が必要です。

noi

かかってきた電話を日本から渡航先まで転送する仕組みなため、国内の時とは違って着信料がかかるわけですね。

例えば中国に渡航した際は、着信で1分70円かかります。電話がかかってきた場合も長電話にはご注意ください。

海外で使える国｜ahamoは日本人の渡航先約98％をカバー

ahamoは,日本人の渡航先約98％をカバーしています。ahamoで使える国は、次の通りです。

地域	国
米国	アメリカ（本土）アラスカカナダグアムサイパンハワイ
アジア	インドインドネシアカンボジアシンガポールタイバングラデシュフィリピンブルネイベトナムマカオマレーシアミャンマーモンゴルラオス韓国香港台湾中国
オセアニア	オーストラリアナウルニュージーランドフィジー
ヨーロッパ	アイスランドアイルランドアゾレス諸島アンドライギリスイタリアウクライナエストニアオーストリアオランダカザフスタンカナリア諸島キプロスギリシャクロアチアサンマリノジョージアスイススウェーデンスペインスペイン領北アフリカスロバキアスロベニアチェコデンマークドイツトルコノルウェーバチカンハンガリーフィンランドフランスブルガリアベルギーポーランドポルトガルマディラ諸島モナコラトビアリトアニアリヒテンシュタインルーマニアルクセンブルクロシア
中南米	米領バージン諸島エクアドルチリプエルトリコブラジルペルーメキシコ
中東	アラブ首長国連邦イスラエルオマーンカタールサウジアラビアヨルダン
アフリカ	エジプトガーナナイジェリア南アフリカモロッコレソト

ahamo｜iPhoneのデータローミング（海外ローミング）の設定方法

海外でインターネットを使うには、渡航先でデータローミングをオンにする必要があります。渡航先でデータローミングをONにし、機内モードとWi-Fiはオフにして使います。

データローミング設定とは、海外でスマホの回線を使い通信するための端末の設定です。

▽iPhoneのデータローミング設定方法

「設定」を選択
「モバイル通信」を選択
「通信のオプション」を選択
「データローミング」を「オン」

Wi-Fiで使いたい時は、Wi-Fiをオンにしてデータローミングはオフにします。

ahamo｜Androidのデータローミング（海外ローミング）の設定方法

▽Androidのデータローミング設定方法

「設定」を選択
「ネットワークとインターネット」を選択
「モバイルネットワーク」を選択
「データローミング」を「オン」
※「モバイルデータ」が「オフ」の場合はモバイルデータも「オン」にする

海外で通話する方法

海外からスマホで電話をかけるには、「＋」「相手先の国番号」「相手先の電話番号（一般電話／携帯電話）」を入力してから発信ボタンを押します。相手先の電話番号が0から始まる場合、初めの0を抜いて入力します。

例えば、渡航先で日本（国番号：81）の「090-XXXX-XXXX」へ発信する場合は、「8190XXXXXXXX」と発信します。

「＋」は、0を長押しすると表示されます。

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日本の国番号は「81」です。

ahamo｜海外での通話料金【受ける・かける】

渡航先から発信すると、「滞在国内にかける場合」、「日本にかける場合」、「その他の国にかける場合」ごとに料金が異なります。また、「着信」の際も料金が発生します。

例えば、中国に滞在中で電話をかけた場合は、1分あたりの通話料金は次のようになります。

音声通話 1分あたり
発信する場合	滞在国内	日本向け	その他の国向け
発信する場合	50円	125円	265円
着信する場合	70円

注意点

ahamoに限らず海外利用は、着信時も料金が発生します。

渡航先別の通話料金は、以下のドコモ公式ページから確認しましょう。

ドコモ公式ページ
渡航先別の通話料金

https://www.docomo.ne.jp/service/world/roaming/area/

ahamoで海外利用する際の注意点・ポイント

ahamoで海外利用する際の注意点をまとめました。

ahamoは海外で15日以上利用できない

ahamoの海外利用の可能期間は、渡航先で最初にデータ通信を利用した日（日本時間）から15日経過後の日本時間0時までです。15日以降は最大128kbpsに制限されます。また、データ追加した場合でも、渡航先では反映されません。そのため2週間以上の長期渡航には適しません。長期渡航の際は、モバイルWi-Fiの利用をおすすめします。

ahamo大盛オプション契約中でも利用できるのは30GBまで

ahamo大盛オプションを契約中でも、海外で利用できるデータは渡航中にトータル最大30GBまでです。

渡航先で制限がかかった場合は最大1Mbpsになりますが、月間データ容量の追加購入で解除可能です。ただし、15日以上の渡航で通信制限がかかった場合は、データ追加購入しても渡航中に追加の反映はされません。

海外では電話の着信時も料金が発生する

ahamoに限らず海外では、電話の着信時も料金が発生します。例えば、中国に滞在中で電話を受けた場合、1分あたりの通話料金は次のようになります。

音声通話 1分あたり
発信する場合	滞在国内	日本向け	その他の国向け
発信する場合	50円	125円	265円
着信する場合	70円

電話がかかってきた場合でも、長電話に注意が必要です。

noi

LINE通話などを上手く活用しましょう。

ギガを節約しながら使うなら、データローミングをその都度切り替えよう

ネットを使わない時はデータローミングをオフにしておけば、ギガを節約できます。スマホを使っていないつもりでも、データローミングを常にオンにしておくと、SNSの通知やメールなどで勝手に通信しています。通信費を節約するなら、使う時だけデータローミングをオンにするなど工夫すると良いですよ。データローミングはオフの時でも電話は使用できます。