デュアルSIMは、1台のスマホで仕事用とプライベート用の回線を分けたり、料金の安いデータ通信専用SIMを併用したりできる便利な機能。
デュアルSIMは、電話・SMS・モバイルデータ通信をワンタップで切り替えられるだけでなく、電波状況に応じて回線を自動で切り替えることも可能です。
本記事では、デュアルSIMでの回線切り替え方法から、自動切り替えの設定手順を分かりやすく解説します。
▽ドコモとの最強なSIMの組み合わせ
iphone|デュアルSIMのモバイルデータ通信
デュアルSIMのモバイル通信の切り替え方法、自動切り替え方法について解説してます。
デュアルSIMでモバイルデータ通信を切り替える方法
デュアルSIMのインターネットは、はじめに「モバイルデータ通信」画面で設定しておいた回線でインターネットが使えます。
もちろん、いつでも変更は可能です。
iphoneでインターネットで使いたい回線を変更するには、以下の手順から変更できます。
- 「設定」を選択
- 「モバイル通信」を選択
- 「モバイルデータ通信」を選択
- 「主回線」「副回線」のどちらかを選択
上記は、すでにデュアルSIMを設定していて、変更する場合の設定です。デュアルSIMの初期設定について詳しく知りたい場合は、以下の記事をチェックしてください。
デュアルSIMはモバイルデータ通信の自動切り替えも可能
iphoneで電波状況に応じて自動的に回線を切り替えたい場合には、以下の手順で設定します。
- 「設定」を選択
- 「モバイルデータ通信」を選択
- 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をタップしてオンにする
対して勝手にインターネットの回線が切り替わると困る場合は、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」はオフのままにしておきます。
「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにすると、どちらも通信費が発生するので、片方のギガを抑えたい方は定期的にギガ容量を確認しながら使ってください。
iphone|デュアルSIMの電話設定
iphoneをデュアルSIMで使う時の電話について解説してます。
そもそもデュアルSIMの電話は切り変えなくても主回線・副回線のどちらからも電話できる
iphoneは、デュアルSIMの同時待ち受け(DSDA)に対応しているので、常に、主回線・副回線のどちらも発着信が可能です。Androidでも同時待ち受け(DSDA)に対応した機種は多いです。電話の発信時にどちらの回線を使うかを選択できるので、いちいち設定画面から回線を切り替える必要はありません。
例えば仕事の連絡だけ副回線から発信したい場合であっても、電話アプリで発信の前に回線を選ぶだけでOKです。
デュアルSIMで電話のメイン回線を切り替える方法
上の見出しで説明したとおり、わざわざ設定画面から電話のメイン回線を切り替える必要はあまりないです。
しかし、よく電話する回線がもう一つの回線に変わった時には、電話アプリでその回線を毎回選ぶのもひと手間なので、電話のメイン回線を設定画面から変更するのをおすすめします。
電話のメイン回線に選ばれた回線は電話アプリのデフォルト回線となっているので、電話アプリでの切り替え作業が不要になり、少しだけラクなのです。
iphoneでメインで電話する音声回線を変更する方法は、以下の手順です。
- iphoneの設定を開く
- 「モバイル通信」を選択
- 「デフォルトの音声回線」を選択
- 電話する際にメインで使いたい方を「主回線」「副回線」から選ぶ
以上のステップでかんたんに変更可能。
デュアルSIMで発信する手順は、以下の記事で主回線・副回線別に解説してます。
iphone|デュアルSIMのSMS
iphoneでデュアルSIMを使う時のSMSの切り替えについて解説してます。
デュアルSIMのSMSはデフォルトだと主回線が表示される
iphoneをデュアルSIMで使う時、SMS(ショートメッセージ)を開くと、デフォルトでは主回線の番号が表示されます。
SMSはアプリから副回線に切り替えて使える【やり方解説】
iphoneをデュアルSIMで使う時、SMSアプリ上から副回線の番号に切り替えることが可能です。
iPhone|SMSの切り替え方法
- SMSアプリを開く
- 右上の設定を開く
- 「主回線」を選ぶ
このステップでいつでも副回線のSMSを見たり送ったりできます。
まとめ
デュアルSIMにおけるモバイルデータ通信・電話・SMSの切り替えについて、詳しく解説してきました。
今回はすでにデュアルSIMを使っている方を想定した記事でしたが、前段階でデュアルSIMの始め方や初期の設定について知りたかった方は、以下の記事をご覧ください。






