「ドコモのファミリー割引の主回線番号は、そのまま解約しても大丈夫？」ファミリー割引の主回線を解約する際に、このような疑問があると思います。
ドコモのファミリー割引の代表回線は、ドコモ解約前に主回線変更をしないと様々な不利益が生じるため、注意が必要です。
本記事では、ファミリー割引の主回線変更の方法を紹介しています。ファミリー割引とは何か・ファミリー割引の代表者変更をしなかった場合の不利益についてもまとめているので、ドコモを解約予定の方は必見です。
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業界10年の経験を活かし、キャリアや格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。携帯会社のプログラムやサービスを駆使してお得になる方法を研究すること、格安SIMを比較することを趣味とする携帯会社マニア。これまで10社以上のSIMを利用し、2024年使って良かったSIMはマイネオ。
ドコモのファミリー割引とは
ドコモのファミリー割引とは、世帯が別の両親もみんなで一緒に入れるドコモの割引グループです。主回線から見て三親等以内であれば、同居・別居問わず、2～20回線まで「ファミリー割引」を組むことができます。
ファミリー割引の具体的な割引内容は、次の通りです。
| ファミリー割引に入ることで受けられる割引・メリット | 内容 |
|---|---|
| 家族内通話 | ファミリー割引メンバー内の国内通話が無料 |
| みんなドコモ割 | ファミリー回線数に応じて、対象プランを契約中のファミリー割引メンバー全員が毎月550円～1,100円割引 |
| ドコモ光セット割 | ドコモ光を契約すると、対象プランを契約中のファミリーメンバー全員が毎月最大1,100円割引 |
| 一括請求の設定 | 希望する特定のファミリー割引メンバーと支払いを一括請求にまとめることができます。 |
ファミリー割引の主回線変更せずに主回線を解約した場合に生じる不利益
ファミリー割引の主回線を変更せずに主回線がドコモを解約すると、ファミリー割引グループが自動で解散になります。ファミリー割引が自動で解散すると、以下のような不利益が生じる可能性があります。
- 一括請求の支払い方法がリセットされ請求書払いになる
- ドコモ光セット割が割引されない
- みんなドコモ割が割引されない
- シェアグループが廃止される
- 家族間通話が有料になる
ファミリー割引はメリットが大きいため、自動廃止されるとドコモに残る家族は大きなダメージを受けることになります。
そうならないためにも、代表回線を解約する場合は、代表回線を事前に変更する必要があります。
ファミリー割引に入っていても、代表回線でない回線は気にせず解約しても問題ないです。注意すべきは、代表回線の解約時のみ。
ドコモから他社に乗り換えるならファミリー割引の主回線を変更しよう
ここでは、ファミリー割引の主回線変更方法について解説しています。また、ファミリー割引グループ変更前には、ｄポイント共有グループの代表者変更も必要です(dポイント共有グループを作っている場合)。
ファミリー割引グループを作っている方は、ポイント共有グループも組んでいるパターンが多いので、ポイント共有グループの代表にもなっていないかチェックしましょう。
dポイント共有グループの代表番号を確認・変更する方法と手順
ポイント共有グループ代表者がドコモを解約すると、ポイントグループが廃止されポイントが失効してしまいます。
混同されがちですが、ファミリー割引とdポイント共有グループは別物。それぞれ手続きが必要です。
代表者がドコモを解約する場合は、以下の手順で解約の前にグループの代表者を確認し、代表者であった場合は代表者を変更しましょう。
- dポイントクラブにアクセスする
- dアカウントを入力してログインする
- 「会員情報の確認・変更」をタップ
- 「dポイントクラブ情報」をタップ
- 「代表変更同意」の「申込」タップし、代表を変更する
dポイントアプリからでも同じように受付できます。ポイントが失効したらもったいないので必ず解約前に代表を変更しましょう。
契約内容によってはWebからｄポイント共有の代表を変更できないことがあり、店舗での受付が必要なケースがあります。Webから変更できなかった場合は、以下のインフォメーションセンターへ問い合わせをして、店舗受付が必要か確認してください。(契約内容によっては、インフォメーションセンターから手続きできる可能性もあります)
| ドコモインフォメーションセンター | 電話番号 |
|---|---|
| ドコモの電話番号から発信 | 151 営業時間 9：00～20：00 年中無休 |
| 一般電話から発信 | 0120-800-000 営業時間 9：00～20：00 年中無休 |
代表を変更するのではなく、個別にdポイントを管理したいのであれば、dポイント共有グループを廃止することも可能です。共有グループを廃止すると、現在のdポイントは、現在の共有グループ代表者にすべて引き継がれます。
dポイント共有グループ廃止の注意点
dポイント共有の代表者がdアカウントをお持ちでない状態でdポイント共有グループを廃止すると、ポイントが失効してしまうので注意しましょう。自分のdアカウントも確認してください。
dアカウントの確認方法については、以下の「【ドコモ解約後もｄポイントは残せる】引き継ぎ方法やｄアカウントの確認方法を解説」記事から確認できます。
ファミリー割引の主回線を変更する方法・手順
ファミリー割引の代表回線変更は、ドコモショップの店舗で受付することをおすすめします。My docomo(Web)から受付できるケースもありますが、現在の契約内容によってはドコモショップでしか受付できません。
ファミリー割引の代表回線を変更すると、契約状況により一括請求の支払い方法がリセットされることがあります。そのようなケースでは、一括請求の支払い設定が再度必要になります。さらに、毎月の割引やシェアパックなどのプランにも影響を与えます。
Web受付できない理由は、ドコモに残る家族の今後の支払い方法やシェアパックの代表変更などが複雑に絡んでくることが理由と考えられます。
以下のドコモ来店予約ページから、事前に来店予約をしてドコモショップで受付することをおすすめします。また、その際に必要な書類も契約内容により変わるため、電話から予約をして、必要書類について聞いておきましょう。
| ドコモショップ来店予約 | URL |
|---|---|
| ドコモ来店予約 Web・電話から予約する ※右のURL(ドコモ来店予約ページ)から近くの店舗を検索し、Web予約または電話予約が可能です。 | https://shop.smt.docomo.ne.jp |
予約なしだと何時間も待つことも。来店予約してからドコモショップに行きましょう。
まとめ
ファミリー割引の代表回線がドコモを解約する場合には、ファミリー割引の代表回線を変更する必要があります。
dポイント共有グループを利用している場合には、共有グループの代表も変更しましょう。
ファミリー割引は、支払い方法やプランに関係する少し複雑なサービスです。1人1人の契約状況によって、代表回線変更をWebで受付できるかどうかは変わります。
Webから変更できなかった場合は、以下のインフォメーションセンターへ問い合わせをして、店舗受付が必要か確認してください。(契約内容によっては、インフォメーションセンターから手続きできる可能性もあります)
| ドコモインフォメーションセンター | 電話番号 |
|---|---|
| ドコモの電話番号から発信 | 151 営業時間 9：00～20：00 年中無休 |
| 一般電話から発信 | 0120-800-000 営業時間 9：00～20：00 年中無休 |
ドコモを解約する際の注意事項についてもまとめました。解約前に以下の手続きも確認しましょう。
今さら聞きにくい「格安SIMの知識」について詳しく解説した記事は、以下から確認できます。
