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海外でスマホを使う方法は5つ!渡航先での電話やネットの使い方も解説【旅行・出張の方は必見】

海外でスマホを使う5つの方法のイメージ画像 スマホの海外利用

海外でスマホを使う方法は、キャリアの海外プランだけではありません。今回は、海外でスマホを使う5つの方法について解説します。また、渡航先での電話やネットの使い方もわかりやすく紹介します。

この記事を書いた人 noi

Noi

元キャリアショップ店員でナノモバ著者。スマホ業界10年の経験を活かし、格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。
初めて使った格安SIMは、2016年の日本通信「おかわりSIM」。キャリアSIMが当たり前だった当時、月額500円から使える事実が衝撃でした。そこから格安SIMにハマり、10社以上のSIMを利用し、2024年のお気に入りはマイネオです。
                                            

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海外利用ならahamoが最強です。ahamoは月額2,970円で海外でも1カ月トータル30GB使えるドコモ回線です。海外で利用しても普段の基本料金以外にかかる料金は通話料のみ。MNOだから通信品質も高く、海外利用に最適なSIMです。

★海外でそのまま使える&コスパ◎★

★海外テザリングOK!PCや家族とデータシェア★

海外でスマホを使う5つの方法・手段を解説

海外でスマホを使う方法には、5つの手段があります。ここではそれぞれの方法の特徴や利点を解説します。

手段その①ケータイキャリアの海外向け定額サービスを利用する【定番の方法】

海外でスマホを使う定番の方法は、ケータイキャリアの海外向け定額サービスを利用することです。海外向け定額サービスとは、海外でスマホを利用した時に高額請求を回避するための定額サービスです。普段の料金プランとは別に、渡航前に申し込みをします。

ケータイキャリアの海外向け定額サービスを利用する利点

契約中の大手キャリアのプランを追加するだけで手軽に海外利用が可能になります。

▼各ケータイキャリアの海外向け定額サービス▼

キャリア1日あたりで使えるデータ容量が決まっているプラン1日データ使い放題プラン
ドコモ▼世界そのままギガ▼
★利用できるデータ容量は、1カ月トータル30GBまで★
↓料金↓
1時間:200円
24時間:980円
2日:1,780円
3日:2,480円
4日:3,280円
5日:3,980円
6日:4,680円
7日:5,280円
▼世界ギガし放題▼
★1日データ使い放題の二段階制プラン★
↓料金↓
1,980円~2,980円/日
※世界そのままギガを選択しなかった場合世界ギガし放題対象国だった場合に、こちらのプランが自動適用されます
auau海外放題
★24時間データ使い放題プラン。事前予約すれば400円~200円/24時間の割引あり★
↓料金↓
事前予約有:800円~1,000/24時間※国により価格が変わります。
事前予約なし:1,200円/24時間

海外ダブル定額
★1日データ使い放題の二段階制プラン★
↓料金↓
1,980円~2,980円/日
※au海外放題を選択しなかった場合海外ダブル定額対象国だった場合に、こちらのプランが自動適用されます
ソフトバンク▼海外あんしん定額▼
★使えるデータ容量は国により異なるプランです。また、飛行機や船の中のプランも選択可能★

↓料金↓
定額国L:980円/24時間で3GB
定額国S:
・1,980円/24時間で1MB
・9,800円/24時間で5MB
・19,600円/24時間で10MB
飛行機・船:
・980円/1時間で50MB
・1,960円/5時間で100MB
・19,600円10時間で150MB

アメリカ放題
★アメリカでのデータが無制限・アメリカから日本への通話やSMSが無料★
↓料金↓
無料
※アメリカの対象の地域に到着すると、こちらのプランは自動適用となります
※UQ・Yモバは対象外

海外パケットし放題▼
★1日データ使い放題の二段階制プラン★
↓料金↓
1,980円~2,980円/日
※海外あんしん定額を選択しなかった場合でアメリカ放題対象国以外でなお且つ海外パケットし放題対象国だった場合に、こちらのプランが自動適用されます

キャリアの海外向け定額サービスは、普段の基本料金とは別に料金が発生するのが特徴です。中には条件を満たすと自動適用されるプランもありますが、基本的に事前申し込みを行う仕組みとなります。詳しくは、以下の記事から確認できます。

キャリアの中では楽天モバイルだけこの仕組みから外れ、追加料金なしで普段の基本料金のみで海外利用が可能となります。ただし、海外で使える容量はトータル2GBまでとなっています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

手段その②ahamoを契約する【かんたん&コスパ◎】

海外でスマホを使う方法として、「ahamoへの乗り換え」または「ahamoとデュアルSIMで使う」方法が上げられます。理由は、海外でスマホを使えるSIMの中で一番コスパがよくかんたんなのがahamoだからです。

ahamoを契約する利点

ahamoは海外向けプランを追加せず、そのまま海外で利用可能です。通常の基本料金2970円で一カ月あたり30GB使えるプランですが、海外で利用した場合にも、この30GBから消費される仕組みなため、高額請求の心配が不要です。

また、ahamoの海外利用はテザリングもできるため、家族と一緒に使うことも可能となります。

noi
noi

出張の方は、PCもテザリングできて便利ですよ

さらに、ahamoは海外利用おすすめSIMランキングで1位になりました。詳しくは以下の記事からご確認ください。

ahamoの海外利用は普段の月額料金のみなので、上記で解説した大手キャリアの海外向け定額サービスを数日間利用するよりも安く、コスパも◎
複雑な海外向けサービスの申し込み不要でコスパのよいahamoは、海外旅行用としておすすめのSIMです。乗り換えに躊躇する場合には、海外のデータ通信用としてデュアルSIMで契約することも一つの方法です。

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手段その③フリーWi-Fiを利用する

海外でのインターネットは、すべてフリーWi-Fiで済ますのも一つの方法です。フリーWi-Fiは、ホテルや街中のカフェ、駅の中などで無料でだれでも利用可能です。特定の場所でしか使えませんが、海外でインターネットをそこまで必要としない方にはおすすめの方法です。

フリーWi-Fiを利用する利点

海外での通信料金が発生しないため、スマホの海外利用が通話料金のみに抑えられる。

フリーWi-Fiエリアのみでしか使えないため、常にインターネットをオンにしておきたい方には向きません。また、フリーWi-Fiは、情報漏洩のリスクもあるため、利用には注意が必要です。
フリーWi-FiのSSIDの横に「鍵マーク」がついているものは、通信中のスマホの情報が暗号化されるため、フリーWi-Fiを使う際は鍵マークがあるものを使うと良いでしょう。また海外では、「ノートンWiFiプライバシー」などのセキュリティアプリの利用もおすすめです。Wi-Fiの安全性をノートンアプリから確認したり、Wi-Fi利用時のスマホの情報を暗号化して情報の漏洩を防いだりできます。

▼海外でのフリーWi-Fiの利用方法▼

  • ①スマホの設定画面から「データローミング」をオフにする
    ※オフの場合はそのまま
  • ②渡航先でスマホの設定画面からフリーWi-Fiの設定を行いWi-Fiをオンにする

データローミングの設定とは、海外でのデータ通信を可能にする設定です。データローミングがオンになっていると海外のデータ通信量が発生してしまうので、渡航中はデータローミングはオフのままでOKです。

noi
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機内モードがオンのままだとWi-Fiや電話が使えません。飛行機から降りたらオフにしてください。

手段その④モバイルルーターを利用する

海外用モバイルルーターをレンタルする方法もあります。

海外用モバイルルーターを利用する利点

モバイルルーターは、一つ契約すればWi-Fiを家族みんなで使えてお得です。

ここでは、200カ国以上で使える定番モバイルルーター「グローバルWiFi」を例に解説します。

グローバルWiFi は、渡航先により日額280円~970円程度からレンタルできる海外用モバイルルーターです。一日に使える容量が選べたり、1台で家族と一緒に使ったり、PCを使うこともできます。

利用の方法は、次の流れです。

ネットから申込み・決済→機器の受取→渡航先で利用する→機器のご返却

ネットから申し込みをし、ルーターの受け取りは、空港/国内カウンター、ロッカー受取、現地受取や宅配便など多数の方法から選べます。

手段その⑤海外用SIMを購入する

渡航先のモバイル回線を利用できるSIM(SIMカード、eSIM)を購入する方法もあります。SIMとは、モバイル回線を使うためにスマホに挿入された小さなチップのことです。現在使用しているSIMのSIMに代わりに、海外用プリペイドSIMを挿入して設定すると、渡航先でも通信が可能になります。

海外用SIMは、事前に国内で購入したり、渡航先で購入することができます。

海外用SIMを利用する利点

海外用SIMは、長期滞在用としてコスパがよい選択。ただしSIMの購入や設定などがあるため、利用の難易度は高めです。一方で、短期の海外旅行なら、わざわざ海外用SIMを契約しなくても他の手段でも十分でしょう。

海外で電話する方法・手順

海外からスマホで電話をかけるには、「+」「相手先の国番号」「相手先の電話番号(一般電話/携帯電話)」を入力してから発信ボタンを押します。相手先の電話番号が0から始まる場合、初めの0を抜いて入力します。

例えば、渡航先で日本(国番号:81)の「090-XXXX-XXXX」へ発信する場合は、「8190XXXXXXXX」と発信します。

「+」は、0を長押しすると表示されます。日本の国番号は「81」です。

海外でインターネットする方法・手順

海外でインターネットをするには「データローミングで通信」する方法と「Wi-Fiで通信」する方法があります。※プリペイドSIMの場合には、プリペイドSIMごとにインターネットの方法は異なります。

海外向け定額プランに入っている場合は、「データローミングで通信」、

フリーWi-Fi・モバイルWi-Fiでインターネットを使う場合は、「Wi-Fiで通信」します。

海外向け定額プランに入っている場合にインターネットをする手順

渡航後はスマホのデータローミング設定をONにすることで、モバイルデータ通信が可能になります。

▽Androidのデータローミング設定方法

  1. 「設定」を選択
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択
  3. 「モバイルネットワーク」を選択
  4. 「データローミング」を「オン」
    ※「モバイルデータ」が「オフ」の場合はモバイルデータも「オン」にする

▽iPhoneのデータローミング設定方法

  1. 「設定」を選択
  2. 「モバイル通信」を選択
  3. 「通信のオプション」を選択
  4. 「データローミング」を「オン」

データローミングをONにして通信する際は、機内モードとWi-Fiはオフにします。

フリーWi-Fi・モバイルWi-Fiでインターネットを使う場合の手順

渡航後はスマホの設定画面からWi-Fiの設定に進み、SSIDを選択しパスワードを入力をすると、Wi-Fiでインターネットが可能になります。ただし、「データローミング」がオンになっていると、通信料金が発生してしまうため、必ずデータローミングはオフにして利用しましょう。また、機内モードがオンになっているとWi-Fiや電話が使えないため、機内モードはオフにしてください。

【事前に必ず確認しよう】海外でスマホを使う際の注意点まとめ

注意点のイメージ画像

ここでは、海外でスマホを使う際の注意点をまとめました。

普段の料金プランに加えて海外で使用した分の料金が発生する

渡航先にて「データローミング」で通信すると、普段の料金プランに加えて通信料金が発生します。

そのため、ケータイキャリアのSIMを契約している方は、高額請求を回避するためにケータイキャリアの海外向け定額サービスを契約しましょう。例外としてahamoと楽天モバイルに関しては、データローミングした場合でも発生する料金は、普段の料金プランの料金のみとなります。

また、「データローミング」で通信せずにWi-Fiを利用する場合(フリーWi-FiやモバイルWi-Fi)は、データローミングの料金は発生しません。

海外での通話は受信料も発生する

海外での通話は、発信だけでなく受信した場合にも通話料金が発生します。例えば、ドコモのスマホで中国に滞在中に電話をかけた場合は、1分あたりの通話料金は次のようにかかります。

音声通話
1分あたり
発信する場合滞在国内日本向けその他の国向け
50円125円265円
着信する場合70円

国により着信する方が高いこともあるため、着信の場合にも長電話には注意が必要です。

フリーWi-Fiの危険性を考慮する

フリーWi-Fiの中には、ホテルやカフェのフリーWi-Fiと同じSSIDを使った偽物のフリーWi-Fiがあります。そのような偽物のフリーWi-Fiは、接続すると自分のスマホの情報が相手に筒向け状態になってしまいます。偽物のフリーWi-Fi先の相手は、悪意ある人物でしょうから、個人情報を悪用される可能性が高いでしょう。

wi-fiスポットに接続したら、アクセスポイントのセキュリティ保護を確認してください。セキュリティ保護が行われている回線であれば、通信が暗号化されているため比較的安全です。

フリーWi-FiのSSIDの横に「鍵マーク」がついているものは、通信中のスマホの情報が暗号化されるため、フリーWi-Fiを使う際は鍵マークがあるものを使うと良いでしょう。

また海外では、「ノートンWiFiプライバシー」などのセキュリティアプリの利用もおすすめです。Wi-Fiの安全性をノートンアプリから確認したり、Wi-Fi利用時のスマホの情報を暗号化して情報の漏洩を防いだりできます。

noi
noi

普段はセキュリティソフトの必要性を感じませんが、海外のフリーWi-Fiを使うならその時だけでも入れておくと安心ですよ。

海外でスマホを使う方法に関してよくある質問

Q&Aイメージ画像

ここでは、海外でスマホを使う方法に関してよくある質問に回答します。

海外でデータローミングしないとどうなる?

海外でデータローミングをしないとインターネット通信ができません。ただし、Wi-Fiでのインターネットは、データローミングをオンにしなくても利用可能です。また、データローミングをオフにしていても電話は利用可能です。

LINEは海外でも使えますか?

LINEは、海外でもメッセージや無料通話を利用可能です。

データローミングをオンにしたままにするとどうなる?

渡航先でデータローミングをオンにするとインターネットが可能になり、通信料金が発生します。海外用の使い放題プランを利用する場合にはオンのまま利用して問題ありませんが、一日に使えるデータ容量が限られている場合には、通信量節約のため、使う時だけオンにするなど工夫するのがおすすめです。帰国後は、データローミングをオフにしましょう。また、データローミングは海外でのインターネットを可能にするものなので、日本国内ではオンになっていても料金が発生するなどの心配は特にありません。

海外旅行や出張ならahamoをデュアルSIMで使うのがかんたんで安い

今回はスマホの海外利用についてまとめました。海外利用の手段には、次の5つがあります。

  • 手段その①ケータイキャリアの海外向け定額サービスを利用する【定番の方法】
  • 手段その②ahamoを契約する【かんたん&コスパ◎】
  • 手段その③フリーWi-Fiを利用する
  • 手段その④モバイルルーターを利用する
  • 手段その⑤渡航先でプリペイドSIMを購入する

特におすすめの方法は、「手段その②ahamoを契約する【かんたん&コスパ◎】」です。ahamoの海外利用は普段の基本料金以外にデータ通信料金がかからず1カ月トータル30GBまで利用可能です。また、テザリングも可能なので、家族のスマホやPCの通信もahamoの契約が1つあれば通信可能です。

noi
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現在の通信会社から乗り換えしなくても、ahamoをデュアルSIMで使う方法もありますよ!

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詳しくは、ahamoの海外利用についての記事もご覧ください。

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