この記事では、iphoneをデュアルSIMで使う時の設定や使い方についてわかりやすく解説しています。
デュアルSIMの仕組みと基礎知識
デュアルSIMの仕組みと基礎知識について解説します。
デュアルSIMとは
デュアルSIMとは、2枚のSIMカードを同時に使える機能のことです。従来は、1つのスマートフォンで1つの通信会社しか契約できませんでしたが、近年ではデュアルSIM対応の機種が増え、1つのスマートフォンで2つの通信会社のプランを契約できるようになりました。デュアルSIMを使えば、1つのスマートフォンで2つの電話番号やインターネット回線を利用することが可能となります。
SIMの種類には「SIM」と「eSIM」がある
スマートフォンは、「SIMカード」というカードをスマートフォン内部に挿入することで、電話やインターネットが可能になります。現在このSIMカードには、以下2種類があります。
SIM 種類 | 特徴 |
---|---|
SIM | ・取り外し可能な物理的なSIMカード ・契約すると、SIMカードが送られてくる |
eSIM | ・スマートフォン内部に内蔵された「組み込み式」のSIM ・取り外しはできない ・契約すると、遠隔でeSIMにデータを書き換えることが可能 |
どちらも機能は全く同じですが、物理的なSIMカードは取り出しが可能、eSIMは取り出しができないという違いがあります。SIMカードは、基本的にスマートフォンに挿入してすぐに使えますが、eSIMは契約後に開通の操作が必要となります。また、開通の操作は通信会社別に異なるため、契約した際のスタートアップガイドに従いセットアップを行います。
iphoneのモデル別|可能なSIMの組み合わせパターン
ここでは、iphoneの可能なSIMの組み合わせパターンについて、モデル別に解説します。
iphoneのモデル | デュアルSIM 可能なSIMの組み合わせ |
---|---|
Phone SE(第2世代)、iPhone XR、iPhone XS、iPhone 11以降 | 物理SIM + eSIM |
iPhone SE(第3世代)、iPhone 13以降 | eSIM + eSIM |
iPhone 13以降であれば、2つともeSIMで利用することも可能です。
iphoneをデュアルSIMで使う時の設定方法・手順を解説
iphoneをデュアルSIMで使う時の設定方法・手順は、次の3ステップです。
- ステップ1:デュアルSIMを契約してセットアップする
- ステップ2:デュアルSIMで主回線と副回線を決めて登録する
- ステップ2:デュアルSIMでメインで使う音声回線を設定する
デュアルSIMに対応しているiphoneのモデルは前述した通りです。それでは、以下で設定方法を詳しく解説していきます。
ステップ1:デュアルSIMを契約してセットアップする
iphoneですでに通信会社の契約がある場合、2つ目の通信会社と契約することでデュアルSIMとして利用できます。この時、契約手順は一般的な契約と全く同じように手続きします。また、SIMカードの挿入や開通手順も一般的な契約時と同様に行います。開通手順は、通信会社ごとに異なるため、各通信会社のスタートアップガイドを確認して開通しましょう。

デュアルSIMだからといって、特別な契約方法や設定はありません。普段と同じように契約して、各社のスタートアップガイドに従いSIMをセットアップすればOKです。
2つの回線がセットアップされた状態でiphoneの「設定」→「モバイルデータ通信」と進むと、以下のように「SIM」の「主回線」「副回線」がはじめから「オン」になっているはずです。

もしも「SIM」の「主回線」「副回線」が「オフ」となってた場合には、どちらも「オン」に変えて下さい。
ステップ2:デュアルSIMで主回線と副回線を決めて登録する
1つのiphoneで2つのSIMのセットアップが完了したら、主回線と副回線の登録をします。メインで使いたい回線を主回線、サブで使いたい回線を副回線とします。登録の方法は、以下の通りです。
- iphoneの設定を開く
- 「モバイル通信」を選択
- 「SIM」一覧から主回線にしたい電話番号を選択
- 「モバイル通信プランの名称」をタップ
- 「主回線」を選択
- 「SIM」一覧にもどり、副回線にしたい電話番号を選択
- 「モバイル通信プランの名称」をタップ
- 「副回線」を選択
主回線と副回線の名称を登録をすると、iphoneの画面上では以下のように表示されます。

「設定」→「モバイル通信」→に進み、「SIM」の部分にそれぞれ任意の番号が表示されていれば、主回線と副回線の登録は完了です。
ステップ3:デュアルSIMでメイン(デフォルト)で使う音声回線を設定する
デュアルSIMでメイン(デフォルト)の音声回線とは、デュアルSIMで電話を発信する時にメインで使いたい回線のことです。メイン(デフォルト)の音声回線を設定した後も、もちろんもう片方の回線からも発信可能です。
デュアルSIMでメイン(デフォルト)で電話する音声回線を設定する方法は、以下の手順です。
- iphoneの設定を開く
- 「モバイル通信」を選択
- 「デフォルトの音声回線」を選択
- 電話する際にメインで使いたい方を「主回線」「副回線」から選ぶ
主回線の番号で発信することが多いならば、主回線を選択しておきましょう。主回線をデフォルトの音声回線にすると、以下のように表示されます。

デュアルSIMの詳しい使い方を解説【設定後の利用方法】
前述のセットアップが完了したら、以下デュアルSIMの具体的な使い方について見ていきましょう。
- デュアルSIMで使いたいモバイルデータ通信(ネット)を選ぶ方法
- デュアルSIMのメイン回線から電話をかける方法
- デュアルSIMの副回線から電話をかける方法
それぞれ以下で詳しく解説します。
デュアルSIMで使いたいモバイルデータ通信(ネット)を選ぶ方法
デュアルSIMでメインで使うモバイルデータ通信(ネット)を、以下の手順で設定しておきます。
- 「設定」を選択
- 「モバイルデータ通信」を選択
- 「主回線」「副回線」のどちらかを選択
以上の手順で回線を選択し、設定できます。もう片方の回線でインターネットしたい時は、同じ手順でいつでも変更可能です。
また、電波状況に応じて自動的に回線を切り替えたい場合には、以下の手順で設定します。
- 「設定」を選択
- 「モバイルデータ通信」を選択
- 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をタップしてオンにする
対して自動的にインターネットの回線を切り替えたくない場合は、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」はオフのままにしておきます。
デュアルSIMの主回線(メイン)から電話をかける方法
主回線(メイン)から電話をかける方法は、そのまま通常通り電話をかけるだけです。
デュアルSIMの副回線から電話をかける方法
デュアルSIMの副回線から電話をかけたい時は、以下の手順で発信します。
- ①電話アプリをタップ
- ②連絡先を選択
よく使う項目や履歴を選択しても、以下同じ手順となります。
- ③電話したい人を選択
- ④電話したい人の名前の下にある「主回線(または副回線)>」をタップ
- ⑤「優先する回線」画面から「副回線」を選択する
- ⑥「完了」をタップ
- ⑦画面が電話したい人の画面に戻るので、電話番号をタップして発信する
発信中にも、発信中画面上部に「福回線」と表記されます。
デュアルSIMは本当にバッテリー消費するのか検証してみた結果
デュアルSIMは2つの回線を利用するため、通常よりもバッテリー消費しやすいと言われています。しかし、筆者もデュアルSIMを使っていますが、バッテリーを消費しやすいとは感じていませんでした。そこで今回は、デュアルSIMの状態とモバイル回線をオフにした状態(Wi-Fi)でYouTubeを再生して、バッテリーの消耗に違いがあるのか検証してみました。結果は次の通りでした。
検証中
検証中
通信環境 | YouTubeを30分視聴 バッテリーの消耗 |
---|---|
モバイル回線をオフにしてWi-Fiを利用した場合 | %消耗した 100%→検証中 |
デュアルSIMでモバイル回線を利用した場合 | %消耗した 100%→検証中 |
デュアルSIMを利用する3つのメリット
ここでは、デュアルSIMを利用する3つのメリットについて解説します。
1つのケータイで電話番号を使い分けられる
デュアルSIMの最大のメリットは、1つのケータイで電話番号を使い分けられることです。例えばデュアルSIMなら仕事用の番号とプライベート用の番号を使い分けたい時に便利です。
従来、仕事用とプライベートの番号を分けるには、ケータイを2台使い分けなければいけませんでした。ケータイの2台持ちは、常に2台を持ち歩かなければならず、充電管理も面倒でした。デュアルSIMであれば、そのような煩わしさから解放されます。
また、一部のアプリでは電話番号がないと登録できないケースがあり、一つの電話番号に対して1つのアカウントしか利用できませんでした。デュアルSIMなら2つの番号があるため、そのようなアプリでもアカウントを2つ持てるメリットがあります。
データ容量を増やせる
デュアルSIMは、データ容量をお得に増やすことも可能です。例えばメインの回線で大手キャリアを使っている場合、大容量プランを契約すると料金が高くなってしまいます。デュアルSIMを利用すれば、メイン(主回線)を大手キャリアの低用量プラン、副回線を低価格な格安SIMにしてデータ容量を安く増やすことが可能です。
緊急時に備えられる
デュアルSIMは回線障害が発生した時でも、もう片方の回線に切り替えてすぐに使えます。通信障害は、すぐに復旧するケースが多いですが、一時的にもインターネットが使えずに困るケースは多いものです。身近なケースだと、スマホでバーコード決済やポイント決済をしようとしたタイミングで通信障害が発生すると、スマホでの決済ができません。また、外出先で大切な連絡を取り合っている最中も困ります。
回線を2つ契約していれば、これらの緊急時にも備えられます。データ容量が少ない格安プランを契約することで、低価格で緊急時のカバーができます。
デュアルSIMの2つのデメリット
デュアルSIMの2つのデメリットについて解説します。
機種によっては、SDカードが使えなくなる
一部のAndroidスマホではSDカードスロットとSIMスロットが兼用のものがあり、デュアルSIMにして利用すると、そのスマホでSDカードが利用できなくなります。
Androidスマホは、「eSIM+SIMスロット+SDスロット」、「eSIM+SIMスロット(SIMスロットなし)」、「eSIM+eSIM+SDスロット」、「eSIM+eSIM(SDスロットなし)」「SIMスロット+SIMスロット+SDスロット」「SIMスロット+SDとSIMが兼用のスロット」など、スロットの組み合わせが機種によって異なります。
近年ではiphoneだけでなくAndroidスマホでもSDが使えない機種が増えてきていますが、どうしてもSDカードが必要な方もいるでしょう。スマホでSDカードを使いたい場合は、自分のスマホがSDカードスロットを代用するタイプなのか確認してから2回線目の契約してください。
2回線分の料金がかかる
デュアルSIMは2回線契約しているわけなので、当たり前ですが月額料金も2つ分発生します。その結果、契約プランの組み合わせによっては、これまでよりも月額料金が高くなってしまいます。
そのため、どちらも料金が高い「ドコモ+ソフトバンク」のような組み合わせはおすすめできません。例えばドコモ回線を主回線としてソフトバンク回線を副回線としたいなら、主回線はドコモで契約し、副回線はワイモバイルやLINEMOなどの格安プランにすると安く抑えられます。
キャリア別|デュアルSIMで副回線におすすめの格安SIM
ここではキャリア別におすすめの副回線を紹介します。
ソフトバンクの副回線におすすめなSIM
主回線をソフトバンク回線、副回線を格安SIMで使う場合の、デュアルSIM最強の組み合わせは次の通りです。
格安SIM | 月額料金/データ容量 | 回線 | 特徴の評価 |
---|---|---|---|
ソフトバンク × データ使い放題の最強① ![]() | ▼最強プラン(1,078円~3,278円) データ無制限:3,278円 | 楽天モバイル | ◎Rakuten Rinkで国内いつでも無料通話 ◎楽天ポイントが貯まりやすい ◎ショップが全国に1,000店舗以上ある ◎キャンペーンがアツい ◎MNO △繋がりにくいエリアがある |
ソフトバンク × データ使い放題の最強② ![]() | ▼マイそく ・マイそくプレミアム(最大速度3Mbps):2,200円 ・マイそくスタンダード(最大速度1.5Mbps):990円 ・マイそくライト(最大速300kbps)660円 ※通信速度に応じて3つのデータ無制限プランから選択可能 ※マイそくプランは昼の12~13時の通信速度が遅くなります | ・ドコモ ・ソフバン ・au | ◎無制限プランが本ランキングで最安 ◎回線がドコモ・ソフバン・auから選べる △マイそくは平日の昼12時~13時に低速になる |
ソフトバンク × au系の最強① ![]() | ▼トクトクプラン 15GB:3,465円/月 ※自宅セット割+au PAY カードお支払い割 +~1GBデータ利用時で990/月 ▼コミコミプラン 20G+10分間の国内通話が毎回無料:3,278円/月 ※自宅セット割+au PAY カードお支払い割で 2,178円/月 ▼ミニミニプラン 4G:2,365円/月 ※自宅セット割+au PAY カードお支払い割で 1,078円/月 | ・au | ◎自宅セット割 ◎家族割 ◎au PAY カードお支払い割 ◎学割 |
ソフトバンク × au系の最強② ![]() | \au系ならマイピタがおすすめ/ ▼マイピタ 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 2025年6月3日まで マイピタ全プラン 最大6ヶ月990円/月 | ・ドコモ ・ソフバン ・au | ◎回線がドコモ・ソフバン・auから選べる ◎キャンペーンで20GBが6カ月間990円/月 |
ソフトバンク × ドコモ系の最強① ![]() | 30GBGB:2,970円/月 毎回通話のたびにはじめの5分通話が無料 ※オプション「ahamo大盛オプション(1,980円/月)」 を追加すれば、毎月+80GB使えます。 | ドコモ | ◎毎回通話のたびにはじめの5分通話が無料 ◎海外利用が30GB無料 |
ソフトバンク × ドコモ系の最強② ![]() | ▼シンプル290プラン 1GB:290円 1GB以降は、1GBごとに+220円で設定した上限(最大100GB)まで利用可能 \ドコモ系ならみんなのプランがおすすめ/ ▼みんなのプラン 20GB:1,390円 以下どちらかを無料で付けられます ・通話5分かけ放題 ・月70分無料通話 ▼50GBプラン 50GB:2,178円 以下どちらかを無料で付けられます ・通話5分かけ放題 ・月70分無料通話 | ・ドコモ | ◎1GB290円の低価格から利用できる ◎みんなのプランと50GBプランは通話オプションが無料で付いてくる |
ソフトバンク × 緊急用の最強① ![]() | 基本料金:0円 ※月額の基本料金が0円で、必要な時にデータトッピング(その都度課金) するシステムです ▼必要に応じて好きなタイミングで以下のデータ量をトッピング 1GB/7日間:390円/回 3GB/30日間:990円/回 20GB/30日間:2,700円/回 60GB/90日間:6,490円/回 300GB/90日間:9,834円/回 データ使い放題/24時間:330円/回 データ使い放題7日分×12回:9,834円/回 | au | ◎基本料金が0円 ◎使いたい時だけ課金できる ◎MNO △キャンペーンが弱い △店舗受付不可 |
ソフトバンク × 緊急用の最強② ![]() | \緊急用ならシンプル290がおすすめ/ ▼シンプル290プラン 1GB:290円 1GB以降は、1GBごとに+220円で設定した上限(最大100GB)まで利用可能 | ドコモ | ◎1GB290円の低価格から利用できる |
ソフトバンクを主回線とした組み合わせの詳しい内容は、以下の記事をご確認ください。
ドコモの副回線におすすめSIM
主回線をドコモ回線、副回線を格安SIMで使う場合の、デュアルSIM最強の組み合わせは次の通りです。
格安SIM | 月額料金/データ容量 | 回線 | 特徴の評価 |
---|---|---|---|
ドコモ × データ使い放題の最強① ![]() | ▼最強プラン(1,078円~3,278円) データ無制限:3,278円 | 楽天モバイル | ◎Rakuten Rinkで国内いつでも無料通話 ◎楽天ポイントが貯まりやすい ◎ショップが全国に1,000店舗以上ある ◎キャンペーンがアツい ◎MNO △繋がりにくいエリアがある |
ドコモ × データ使い放題の最強② ![]() | ▼マイそく ・マイそくプレミアム(最大速度3Mbps):2,200円 ・マイそくスタンダード(最大速度1.5Mbps):990円 ・マイそくライト(最大速300kbps)660円 ※通信速度に応じて3つのデータ無制限プランから選択可能 ※マイそくプランは昼の12~13時の通信速度が遅くなります ▼マイピタ 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 2025年6月3日まで マイピタ全プラン 最大6ヶ月990円/月 | ・ドコモ ・ソフバン ・au | ◎無制限プランが本ランキングで最安 ◎回線がドコモ・ソフバン・auから選べる △マイそくは昼の12時~13時に遅くなる |
ドコモ × ソフトバンク系の最強① ![]() | 4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 ↓割引適用後↓ 4GB:1,078円 20GB:1,078円 30GB:2,178円 | ソフバン | ◎MNOで通信速度が早い ◎店舗受付可能 ◎おうちセット割(光セット) ◎家族割引 ◎ワイモバ親子割(学割) △割引前の月額料金が高い |
ドコモ × ソフトバンク系の最強② ![]() | ▽ベストプラン▽ 0~3GB:990円 3GB~10GB:2,090円 ▽ベストプランV▽ 0~20GB:2,970円20GB~30GB:3,960円 | ソフバン | ◎MNOで通信速度が早い ◎LINEギガフリー △店舗受付不可 |
ドコモ × 非常用の最強① ![]() | 基本料金:0円 ※月額の基本料金が0円で、必要な時にデータトッピング(その都度課金) するシステムです ▼必要に応じて好きなタイミングで以下のデータ量をトッピング 1GB/7日間:390円/回 3GB/30日間:990円/回 20GB/30日間:2,700円/回 60GB/90日間:6,490円/回 300GB/90日間:9,834円/回 データ使い放題/24時間:330円/回 データ使い放題7日分×12回:9,834円/回 | au | ◎基本料金が0円 ◎使いたい時だけ課金できる ◎MNO △キャンペーンが弱い △店舗受付不可 |
ドコモ × 非常用の最強② ![]() | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 | ・ドコモ ・au | ◎ドコモとau回線から選択可能 ◎コスパが良い ◎お得なキャンペーンを開催 |
ドコモを主回線とした組み合わせの詳しい内容は、以下の記事をご確認ください。
デュアルSIM総合的におすすめできるSIM3選
ここでは、デュアルISMの副回線におすすめなSIMを3つ紹介します。この3つは、どの回線をメインで使っていた場合にも、副回線として使いやすい特徴がります。
データ容量を増やしたいなら楽天モバイル
項目 | 内容 |
---|---|
料金プラン | ▼Rakuten最強プラン ~3GB:1,078円 3GB~20GB:2,178円 20GB~上限なし:3,278円 |
国内通話料金 | 22円/30秒 ※Rakuten Rinkアプリ使用時は国内通話無料 |
店舗受付 | ◎ ※全国に1,000店舗以上 |
通信回線 | 楽天回線 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード 口座振替 楽天ポイント利用 |
eSIM対応 | ◎ |
海外利用 | ◎ |
初期費用 | 無料 |
楽天モバイルのRakuten 最強プランは、月額3,278円でデータ無制限で使い放題です。

参照:楽天モバイル
楽天モバイルのRakuten 最強プランは、使ったデータ量に応じた3段階の従量制プランとなってるため、あまり使わなかった月は自動で月額料金が安くなる仕組みです。
楽天モバイル 特徴
◎Rakuten Rinkアプリで無料通話
◎データ使い放題
◎乗り換えでお得にiPhoneを購入可能
◎楽天ポイントが貯まりやすい
◎ショップが全国に1,000店舗以上ある
◎海外利用可能(2GBまで無料)
◎テザリング無料
◎初期費用無料
◎口座払いにも対応
◎キャンペーンがアツい

データ無制限でテザリング料金も無料なのは、外出先でWi-Fiを使いたい人にとって嬉しいポイントですね。
データ使い放題なのでメインで使用するモバイルデータ通信を楽天モバイル回線に設定する使い方がおすすめです。その時に主回線のプランを小容量プランに変更すれば月額料金を抑えられます。
3つのキャリアから回線が選べるmineo
項目 | 内容 |
---|---|
料金プラン | ▼マイそく プレミアム(最大3Mbps):月額2,200円 スタンダード(最大1.5Mbps):月額990円 ライト(最大300kbps):月額660円 スーパーライト(最大32kbps):月額250円 ▼マイピタ 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
国内通話料金 | 22円/30秒 ※mineoでんわを使えば10円/30秒になります |
店舗受付 | ◎ ※全国に180店舗以上 |
通信回線 | ドコモ au ソフバン |
支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | ◎ |
海外利用 | 通話:ドコモ・au回線は利用可能 ネット:利用不可 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIM:440円 |
mineoは、データ使い放題で通信速度から選ぶ「マイそく」と、使うデータ容量で選ぶ「マイピタ」からプランを選びます。
mineo 特徴
△月~金曜日の昼の12~13時の間は通信速度が下がる(マイそくの場合)
△3日間の合計データ容量が10GBを超えると最大32kbpsになる(マイそくの場合)
△海外利用は通話のみ(モバイルデータ通信NG)
△支払い方法はクレジットカードのみ
△初期費用がかかる
△ソフバン回線はeSIM対象外
◎ドコモ・au・ソフバンから回線が選べる
◎データ使い放題プラン(マイそく)が安い
◎全国に180店の実店舗あり
◎テザリング無料
デュアルSIMで使う時の注意点
最大のメリットは、回線がドコモ・au・ソフトバンクから選べる事です。ただし、ソフトバンク回線はeSIM非対応なため、すでに物理SIMを使っていてSIMスロットない場合はソフトバンク回線は使えません。
MVNOなので回線が込み合う時間帯には一時的に通信が遅くなる時がありますが、繋がりやすさは大手キャリアと同じです。例えばドコモの電波が入る場所では、同様にmineoのドコモ回線も繋がります。そのため、mineoは副回線だけでなく主回線としてもおすすめです。

筆者の地域はドコモ回線が一番繋がります。なのでmineoもドコモ回線で使ってましたが、ドコモと違いは感じませんでした。無料で使えるテザリングもフル活用してましたが、テザリング時の通信も快適でした。以下の記事でレビューしてます。
非常用に最適なpovo

項目 | 内容 |
---|---|
料金プラン | 基本料金は0円 ▼必要に応じて好きなタイミングで以下のデータ量をトッピング 1GB/7日間:390円/回 3GB/30日間:990円/回 20GB/30日間:2,700円/回 60GB/90日間:6,490円/回 300GB/90日間:9,834円/回 データ使い放題/24時間:330円/回 データ使い放題7日分×12回:9,834円/回 など |
国内通話料金 | 22円/30秒 |
店舗受付 | × |
通信回線 | au |
支払い方法 | クレジットカード ペイディ(銀行振込・コンビニ払い・口座振替) |
eSIM対応 | ◎ |
海外利用 | ◎ |
初期費用 | 無料 |
povo公式サイト |
データ容量や使用期限によって、次のようなデータオプションがあります。
- 1GB/7日間:390円/回
- 3GB/30日間:990円/回
- 20GB/30日間:2,700円/回
- 60GB/90日間:6,490円/回
- 300GB/90日間:9,834円/回
- データ使い放題/24時間:330円/回
- データ使い放題7日分×12回:9,834円/回 など
データオプションを追加しなければ料金がかからないシステムなので、使いたい時だけギガを効率よく使えます。
povo 特徴
△キャンペーンが弱い
×店舗受付不可
×180日以内にデータトッピングしないと自動停止になる
◎基本料金が0円
◎MNO(au)なので通信品質が良い
◎海外利用可能
◎初期費用無料
◎ペイデイ(銀行振込・口座振替・コンビニ払い)に対応
povoは基本料金が0円で、必要なタイミングでデータオプション(データトッピング)を追加する仕組みです。ただし、180日以内にデータトッピングしないと自動停止になるため、定期的にデータトッピングの操作をしなければなりません。

必要な時だけ使えるから、非常用SIMに最適です!
povoの公式サイトはこちら→povo
まとめ
今回はデュアルSIMの設定や使い方についてまとめました。やってみると実はかんたんです。ぜひ、便利に活用してください。