ドコモのケータイ補償は、2022年8月31日(水曜)以前に発売された機種に対する補償のことで、現在の機種で加入できる補償は「smartあんしん補償」です。
本記事では、smartあんしん補償を使って端末交換する方法を解説しています。現在ケータイ補償に加入中の方も、交換方法は同じなのでぜひ参考にしてください。
また、smartあんしん補償の月額料金や交換費用・サービス内容、さらに交換されるリフレッシュ端末についても解説しています。

Noi
業界10年の経験を活かし、キャリアや格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。携帯会社のプログラムやサービスを駆使してお得になる方法を研究すること、格安SIMを比較することを趣味とする携帯会社マニア。これまで10社以上のSIMを利用し、2024年使って良かったSIMはマイネオ。

月額700円でスマホや電子機器を3台まで補償できるモバイル保険は、smartあんしん補償からの保険の切り替えに対応しています。
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AppleCareの必要性についても知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)について解説
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)について知っておきたい内容は次の通りです。
- smartあんしん補償の補償内容【ドコモのケータイの補償】
- iPhone・Android共通|smartあんしん補償の月額料金・交換費用
- 「修理代金サポート」で修理費が割引される
ケータイ補償の内容をよくわからないという方や入ろうか考えている方は、ぜひ一読ください。
smartあんしん補償の補償内容【ドコモのケータイの補償】
「ケータイ補償サービス」は2022年8月31日(水曜)以前に発売の機種を購入した際の名称でとなり、現在新規申し込み終了。
smartあんしん補償の補償内容は次の通りです。
ケータイ補償サービス | 主な内容 |
---|---|
補償内容 | ・端末が故障した場合や紛失した場合に同機種のスマホと交換できる ・修理代金サポートで修理の際に修理代金が安くなる ・データ復旧サービスが安く利用可能 ・ケータイお探しサービスが安く利用可能 ・イエナカ機器補償も付く(特典) |
smartあんしん補償の 加入可能期間 | 端末購入から14日以内 |
端末の補償回数 | 2回/年 |
月額料金 | 330円~1,100円 |
交換時にかかる費用 | 5,500円~12,100円 |
端末補償の受付期限 | 端末が故障や紛失のトラブルに合ってから30日以内に受付 |
smartあんしん補償は、端末の故障や紛失の際に年に2回まで交換が可能なサービスです。月額料金だけでなく交換する際にも料金が発生します。
バッテリー消耗は故障ではないため、端末交換対象外です。バッテリー交換を希望する場合は修理対応となります。
修理する際は「修理代金サポート」が適用されるため、端末交換せずに修理する選択をした際にも修理代が安くなるという特徴があります。
さらに、smartあんしん補償には「イエナカ機器補償」の特典が付いています。パソコンやゲーム機等のデジタル機器が故障・破損した際に、修理や代替品の提供により最大7万円まで補償されます。
iPhone・Android共通|smartあんしん補償の月額料金・交換費用
smartあんしん補償の月額料金・交換費用は、次の通りです。
月額料金 ※端末の種類により変わります | 交換費用 |
---|---|
330円 | 5,500円 |
550円 | 8,250円 |
605円 | 8,250円 |
825円 | 12,100円 |
880円 | 12,100円 |
880円 | 12,100円 |
1,100円 | 12,100円 |
リフレッシュ品(B)の場合 | 4,400円 |
月額料金は、機種によって変わります。故障や紛失による端末の交換は、年に2回まで交換可能でその都度交換費用が発生します。
「修理代金サポート」で修理費が割引される
smartあんしん補償に入ると、修理をする際に修理代が安くなる「修理代金サポート」が付いています。
端末交換せずに「修理代金サポート」を使う意味
✔端末交換費用よりも「修理代金サポート」を使った修理の方が安いから
✔バッテリーの交換は、端末交換対象外のため修理受付になるから
通常、スマホの修理は20,000円~100,000円程度かかり高額ですが、smartあんしん補償にはいっていれば「修理代金サポート」が適用されて以下の金額で修理が可能です。
修理代金サポート 適用時の故障受付 | Android | iPhone |
---|---|---|
端末交換対象外の 故障や電池パックの交換など | 上限3,300円 | 上限額5,500円 |
受付 | ・ドコモショップの窓口 ・オンライン修理受付サービス(WEB) | iPhone修理取次対象のドコモショップで受付後、「Apple修理センター」にて修理 |
Androidの故障受付は、ドコモショップだけでなくオンラインでの申し込みが可能です。一方、iPhoneではオンライン受付できず、iPhone修理取次対象のドコモショップで受付後にiPhoneが「Apple修理センター」に送られ修理される流れです。

つまりiPhone修理取次対象のドコモショップがお住まいの近くにない場合には、iPhoneの修理はドコモで実質できないと考えた方がいいです。
修理期間は修理に1~2週間かかります。水濡れや全損、修理受付終了などにより修理できないこともあるため、その場合は端末交換する方向になります。修理中に代替品のスマホが必要な方は、無料でレンタル可能です。
バッテリー交換は修理受付対応になる
ここまで解説したとおり、バッテリーの消耗は故障とみなされないため、smartあんしん補償で端末交換できません。
ただし、smartあんしん補償を契約していると「修理代金サポート」で安く修理受付が可能となり、Androidは3,300円、iPhoneは5,500円の格安でバッテリーの交換修理を行えます。
バッテリー交換および修理受け付けの流れは、本記事内の修理受付の方法をご覧ください。
smartあんしん補償で端末交換する方法・やり方
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)で端末交換する方法は、次の手順です。
故障の場合
故障した場合にsmartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)で端末交換する方法は、次の手順です。
- Webまたは電話で補償の手続きをする
- 1~2日程度で希望住所に交換端末が到着
- SIMを入れ替えて初期設定とデータ移行
- 故障端末をセンターへ送る
故障に合ってから30日以内に、My docomoや電話か手続きを行い、交換端末が到着したらデータやSIMを入れ替えます。
故障端末は、初期化できる状態の場合は初期化を行いましょう。同梱されている大きい封筒に故障端末を入れ、10日以内にポストに投函して完了です。

ドコモショップでも受付可能ですが、来店予約が必要。来店しても補償センターへの電話取次対応なので、初めから自分で補償センターへ電話した方が早いですよ!
▼smartあんしん補償の問い合わせ先(端末交換時)
smartあんしん補償 問い合わせ先 | 内容 |
---|---|
電話番号 | 一般電話番号から:0120-189-360 ドコモの電話番号から:#8936 受付時間:午前9時~午後8時 |
Web | https://www.docomo.ne.jp/support/inquiry/repair/?icid=CRP_SER_smart_anshin_hoshou_txt03_to_CRP_SUP_inquiry_repair#p109 |
紛失の場合
スマホを紛失した場合にsmartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)で端末交換する方法は、次の手順です。
- 地域の警察署に電話をして受理番号を取得する
- Webまたは電話で補償の手続きをする
- 1~2日程度で希望住所に交換端末が到着
- 初期設定とSIM開通
スマホを紛失してsmartあんしん補償を使う場合は、地域の警察署に電話をかけて受理番号を取得する必要があります。電話の際は、「スマホを無くして補償を使いたいので、受理番号が欲しい」と伝えましょう。
手続きを行う時に受理番号が必要なので忘れないようメモしてください。
My docomoまたは電話で受付をし、交換端末が到着したら初期設定と開通を行います。SIMはスマホにあらかじめセットされていますが、使うには開通が必要。開通方法は、同梱されている手引きに書かれた電話番号へ発信することで開通できます。

クラウドなどにデータが残っている方は、データを復元しましょう。
smartあんしん補償 問い合わせ先 | 内容 |
---|---|
電話番号 | 一般電話番号から:0120-189-360 ドコモの電話番号から:#8936 受付時間:午前9時~午後8時 |
Web | https://www.docomo.ne.jp/support/inquiry/repair/?icid=CRP_SER_smart_anshin_hoshou_txt03_to_CRP_SUP_inquiry_repair#p109 |
smartあんしん補償の契約者が修理する方法
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)契約者が端末交換せずに修理する方法について解説します。
端末交換ではなく修理を選択するメリット
✔「修理代金サポート」が適用され、端末交換料金よりも修理代金の方が安い
✔「修理代金サポート」価格で電池パックの交換(修理受付)ができる
修理を選択するデメリット
✔修理完了までに1~2週間かかる
✔iPhoneの修理受付可能店舗はiPhone修理取次対象のドコモショップのみ
※近くにiPhone修理取次対象のドコモショップがないと受付が難しい
Androidの場合
smartあんしん補償利用者がAndroidを修理する流れは、つぎの通りです。
▼オンライン修理受付サービス(WEB)で受付▼
- オンライン修理受付サービス(WEB)から修理を申込む
- 代替機・修理機種お預かりキットが自宅に届く
- 修理を行う機種をキットに入れて発送する
- 機種の検査→修理→発送される
- 修理された機種の受け取り
- 代替機を返送する(代替機利用の方のみ)
▼ドコモショップで受付▼
- 申込み前の事前確認を確認する
- 来店予約する
- 予約当日に店頭受付する
- 預かり修理する
- 修理完了~受取り
- 修理完了の連絡がくる
メールか電話
修理完了連絡後、来店予約をして再来店する - 修理完了品の引き渡し・お支払い
iPhoneの場合
smartあんしん補償利用者がiPhoneを修理する流れは、つぎの通りです。
- 来店予約する
iPhone修理取次店舗の店舗ページから来店予約する - ご来店前の確認事項を実施する
データバックアップなどを事前に行っておく - 予約当日に店頭受付する
用意するものを持参して来店する
日曜日のみ最終受付時間は午後3時まで - 預かり修理
- 修理完了の連絡がくる
メールか電話
修理完了連絡後、来店予約をして再来店する - 修理完了品の引き渡し・お支払い
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)を契約する際の注意点

smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)を契約する際の注意点は次の4つです。
- smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)ではバッテリー交換できない
- smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)では新品交換してくれない(交換端末はリフレッシュ品です)
- smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)に入れるタイミングは端末購入から14日以内
- smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)自体が高すぎる
入っておけば安心なsmartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)ですが、注意点があることも考慮しておきましょう。
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)ではバッテリー交換できない
smartあんしん補償で端末交換できるのは、故障と紛失。そのため消耗によるバッテリー交換は、端末交換の対象外です。
smartあんしん補償に入っていてバッテリー交換をしたい場合には、「修理代金サポート」が適用されてAndroidは3,300円、iPhoneは5,500円で電池パック交換の修理が可能です。ただし、iPhoneの修理受付はWeb受付できず、iPhone修理取次対象のドコモショップからの受付に限られます。

iPhoneの修理受付は、お住まいの地域によっては受付が困難になります。
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)では新品交換してくれない(交換端末はリフレッシュ品です)
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)で交換可能な端末は、新品ではなく以下のどちらかです。
交換できる端末 | 交換にかかる費用 |
---|---|
リフレッシュ品 | 5,500円~12,100円 |
リフレッシュ品(B品) | 4,400円 |
リフレッシュ品とは、お客様から回収した電話機からクリーニング・データ消去・ソフトウェア初期化などを行い品質の確認を行った上で、新品同様の状態に初期化したスマホです。
リフレッシュ品(B)はお客様から回収した電話機からクリーニング・データ消去・ソフトウェア初期化などを行った端末となり、外装は交換されていません。

ケータイ補償に入ってから「そんなはずじゃなかった」なんてことにならないように、交換端末は全て新品ではないことを知っておきましょう。
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)に入れるタイミングは端末購入から14日以内
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)は、端末購入から14日以内のみ加入可能です。
期間を過ぎてしまうと、次回端末購入時まで加入できないので注意しましょう。
smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)自体が高すぎる
もしもの時に安心なsmartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)ですが、値段は高いです。
smartあんしん補償の月額料金は330円~1,100円となっていますが、中スペック以上の端末ではほとんどが880円以上となり、上位機種では1,100円もかかります。さらに、交換の際にも5,500円~12,100円の交換費用がかかる点も注意すべきでしょう。

未保険は不安だから仕方なく付けているという方は、コスパの良い保険に乗り換えるのも一つの方法です。
例えばオンラインで受付できるスマホの保険は、店舗や人件費の維持費用がキャリアに比べて少ない分、低価格で利用できます。
その中でもモバイル保険
高額なキャリアの保険料金に疑問を感じている方は、モバイル保険と比較してみてください。
モバイル保険の公式サイトはこちら↓修理費用全額保証【モバイル保険】


ドコモのケータイ補償に関するよくある質問に回答

ドコモのケータイ補償に関してよくある質問に回答していきます。
ドコモのケータイ補償で交換するといくらかかりますか?
ドコモのケータイ補償は、2022年8月31日(水曜)以前に発売された機種に対する補償のことで、現在の機種で加入できる補償は「smartあんしん補償」です。
smartあんしん補償を利用して端末交換する場合は、以下の月額料金に応じて交換費用が変わります。
月額料金 | 交換費用 |
---|---|
330円 | 5,500円 |
550円 | 8,250円 |
605円 | 8,250円 |
825円 | 12,100円 |
880円 | 12,100円 |
880円 | 12,100円 |
1,100円 | 12,100円 |
リフレッシュ品(B)の場合 | 4,400円 |
例えば月額880円のsmartあんしん補償であれば、交換費用は12,100円です。
ドコモのケータイ補償で在庫がない時はどうなりますか?
ドコモのケータイ補償やsmartあんしん補償で端末交換をしようとした際、ケータイ補償センターで同じ機種の在庫がないことがあります。その場合には、同等スペック以上の機種の交換を提案され、納得した場合に交換対応となります。
ちなみにケータイ補償センターの在庫状況は日々変わるため、今日在庫がない機種でも明日ある可能性もあります。
ドコモのケータイ補償は同じ機種を交換できますか?
ドコモのケータイ補償やsmartあんしん補償は、基本的に同じ機種での交換です。
しかし、タイミングによりケータイ補償センターに同じ機種が無い場合は、同等スペック以上の端末交換を提案されます。
ドコモの補償は何回まで交換できますか?
ドコモのケータイ補償やsmartあんしん補償では、年に2回まで交換可能です。
ケータイ補償サービスでは即日交換できますか?
ドコモのケータイ補償やsmartあんしん補償は、手続きから1~2日で希望住所に端末が届きます。
まとめ

今回は、smartあんしん補償(ドコモのケータイの補償)の補償内容や月額料金・交換料金、交換方法などを解説してきました。
smartあんしん補償には、電池パックの消耗は補償外であったり、トラブルに合ってから30日以内の受付が必要など、細かなルールがあります。活用時は注意しましょう。
また、smartあんしん補償が高くて廃止しようか考えているならば、コスパのよい保険への乗り換えがおすすめです。月額700円でスマホや電子機器を3台まで補償できるモバイル保険は、smartあんしん補償からの保険の切り替えに対応しています。詳しくは、以下の公式サイトをご覧ください。
以下の「モバイル保険の評判」記事もご覧ください。

AppleCareの必要性についても知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
格安SIMの仕組みから種類まで「格安SIMの全知識」の記事は、以下から確認できます。