「スマホのデータ容量は、20GBプランがちょうど良い」
このような方は、多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
について解説していきます。
Noi
元キャリアショップ店員でナノモバ著者。スマホ業界10年の経験を活かし、格安SIMに関する知識や手続きについて分かりやすく発信しています。
初めて使った格安SIMは、2016年の日本通信「おかわりSIM」。キャリアSIMが当たり前だった当時、月額500円から使える事実が衝撃でした。そこから格安SIMにハマり、10社以上のSIMを利用し、2024年のお気に入りはマイネオです。
最安ランキングTOP5!毎月2,000円以下で使える20GBの格安SIM
毎月2000円以下で使える格安SIMの安さランキングは、次の通りです。
安さトップ5 | 20GBプラン/月 |
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1位 | 20GBプラン 月額1,958円 ★2台以上でデータシェアも可能! ▼公式サイトはこちら↓ イオンモバイル公式サイト |
2位 | 20GBプラン 月額1,980円 ★iPhone修理がお得に受けられる ▼公式サイトはこちら↓ アイサポmobile |
3位 | 20GBプラン 月額1,991円 ★ドコモ回線&ドコモショップ受付可能 ▼公式サイトはこちら↓ LIBMO公式サイト |
4位 | 20GBプラン 月額2,000円 ★初めの3カ月間1,560円/月で利用可能! ▼公式サイトはこちら↓ IIJmio公式サイト |
5位 | 20GBプラン 月額2,178円 ★月額990円のデータ無制限プランもある! ▼公式サイトはこちら↓ mineo(マイネオ) |
※マイネオは月額2,000円以下のデータ使い放題プランなどもあることを考慮して今回のランキングに入れてます。
20GBプランの最安はイオンモバイルで、月額1,958円です。全国のイオンモールに実店舗を構えるSIMとして人気があり、回線はドコモまたはauから選択可能。
IIJmioは最大3カ月月額料金から440円割引が入るため、割引を入れると20GBプランが1,560円となり20GBの最安になります。とにかくコスパ重視という方におすすめです◎
ちなみに、マイネオは20GBプランは2,178円で第5位だけど、データ無制限なら990円!詳しくは以下で紹介していきます。
それぞれの特徴について解説していきます。
20GBが月額1,958円で使えるイオンモバイル
項目 | 内容 |
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料金プラン | 0.5GB:803円 1GB:858円 2GB:968円 3GB:1,078円 4GB:1,188円 5GB:1,298円 6GB:1,408円 7GB:1,518円 8GB:1,628円 9GB:1,738円 10GB:1,848円 20GB:1,958円 30GB:2,508円 40GB:3,058円 50GB:3,608円 60GB:4,158円 70GB:4,708円 80GB:5,258円 90GB:5,808円 100GB:6,358円 150GB:9,108円 200GB:11,858円 |
国内通話料金 | 11円/30秒 ※国内通話はプレフィックス電話のみ |
通話オプション | 5分かけ放題:550円 10分かけ放題:935円 フルかけ放題:1650円※ ※60歳以上の場合請求時に税込440円引き |
店舗受付 | ◎ |
通信回線 | ドコモ au |
支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | au回線SIMのみ対応 |
海外利用 | 通話:可能 ネット:不可 |
初期費用 | 3,300円(SIM代金込み) |
イオンモバイルは、全国各地にあるイオンモールのグループ会社が提供するMVNOです。
イオンモバイルの特徴
△国内通話はすべてプレフィックス電話
△支払いはクレカのみ
△海外利用は通話のみ(モバイルデータ通信NG)
◎20GBプランの最安
◎データが家族とシェア可能
◎データ繰り越し可能
◎契約期間や解約金がない
◎60歳以上の方が安い
◎全国のイオンで受付可能
◎端末販売あり
イオンモバイルの注意点は、国内通話がすべてプレフィックス電話であることです。IP電話に比べて品質が良いですが、キャリアの電話と比べると、ごくまれに遅延する可能性はあります。
ただしイオンモバイルのプレフィックス電話は、専用アプリが不要でこれまで通りの方法で発信可能。また相手側の表示もこれまで通りの番号です。
イオンモバイルユーザーで、プレフィックスと気づかないで使ってる人も多そう。仕事で通話品質を重視する人以外は、プレフィックス電話でも問題ないと思います。
そもそもケータイ電話は、ケータイから発信すると、キャリアの基地局を介して電話が繋がる仕組みです。
格安SIMは、キャリアの通信設備を借りているため、格安SIMの会社に高い利用料が発生しています。その利用料を抑えるために生まれた仕組みがプレフィックス技術です。
プレフィックス技術とは、電話を発信した際に、キャリアの基地局の前に中継会社の中継網を挟むことで、通話料を下げられる仕組みです。 利用者は発信の際、ケータイ番号の前に4桁の番号(会社ごとに割り振られた番号=事業者認識番号)をつけるとプレフィックスを使えるようになります。電話するたびに事業者認識番号を付けるのは利用者が面倒なので、格安SIMごとに独自の電話アプリを使って、簡単に電話できるようにしています。独自の電話アプリは、発信した際に事業者識別番号が自動で付くアプリです。
現在では、技術の進化により独自のアプリを使わなくても、標準の通話アプリからでもプレフィックス通話ができるようになった格安SIMが多いです。 しかし中継網を挟んでいるため、エリアの電波状況によっては品質が落ちる可能性もゼロではありません。大抵の場合は品質は同じなので、基本的に違いを感じる事は少ないです。
筆者は、今のところ品質の違いを感じた事はないです。
プレフィックス電話に抵抗がある場合は、キャリアと同じ仕組みで通話ができるMNOの格安SIM(ahamoや楽天モバイルなど)や、日本通信SIM、HISモバイル、mineo(プレフィックスも選択可能)アイサポmobileなどを検討するとよいでしょう。
筆者個人的な感想としては、電話は全く問題なし。一方で、通信速度がたまに遅くてMVNO感は感じました。通信速度が重要なゲーマーには微妙かも。
ここからは、イオンモバイルの良い点について解説します。まず最大のメリットは、月額1,958円で20GBプランの最安値ということでしょう。とにかく最安希望という方におすすめです。
1ギガごとにプランが選択可能でプランの自由度が高く、1~8人でデータのシェアが可能。さらに、あまったギガは、翌月に持ち越しも◎
また、60歳以上の方はお得な設定となっていて、安い専用プランやカケホーダイの割引が受けられます。イオンモバイルは、全国のイオンモールの店舗またはネットで申し込み可能です。
店舗受付したい方でも契約しやすいMVNOです。ご両親のSIMを探している方にも◎
イオンモバイル公式サイトはこちら→イオンモバイル公式サイト
iPhoneの修理が可能なアイサポmobile(旧リペアSIM)
株式会社ギア(Gear)が提供するMVNOの「アイサポmobile」。株式会社ギアは、iPhone修理サービス「アイサポ」などを展開している企業です。
「アイサポmobile(2024年提供開始)」は、リペアSIM(2021年提供開始)から名前が変更になった格安SIM。歴史が浅いのでまだ知名度は低いです。
項目 | 内容 |
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料金プラン | 3GB:980円 5GB:1,280円 10GB:1,680円 20GB:1,980円 |
国内通話料金 | 標準通話:22円/30秒※ ※デジタル通信の場合は39円/30秒 プレフィックス通話:11円/30秒 |
通話オプション | 音声通話10分かけ放題:850円(非課税) |
店舗受付 | 全国300店舗以上でiPhoneの修理が可能 |
通信回線 | ドコモ ソフバン |
支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | × |
海外利用 | 通話:可能 ネット:不可 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIM:422円~433円 |
アイサポmobileの特徴
△支払いはクレカのみ
△海外利用は通話のみ(モバイルデータ通信NG)
△eSIM非対応
◎iPhoneの修理代金10%オフ
◎標準通話とプレフィックス通話のどちらも利用可
◎繰り越し可能
◎契約期間や解約金がない
アイサポだけでなくMVNOは、eSIM非対応や、海外でモバイルデータ通信ができないものが多いです。
アイサポmobileは、iPhoneの修理が10%オフで受けられます。元々iPhoneの修理を請け負う事業をしていたアイサポならではのサービスです。
通話に関しては、キャリアと同じ標準通話が使えるので、電話品質は問題ありません。また、余ったデータは繰り越し可能。契約期間は決まっておらず、いつでも無料で解約できます。
アイサポmobileの公式サイトはこちら→アイサポ公式サイト
ドコモで契約できるLIBMO(リブモ)
LIBMO(リブモ)は、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する、ドコモ回線のMVNOです。
項目 | 内容 |
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料金プラン | ▼なっとくプラン なっとくプラン3GB:980円 なっとくプラン8GB:1,518円 なっとくプラン20GB:1,991円 なっとくプラン30GB:2,728円 ▼ゴーゴープラン ゴーゴープラン500MB+5分かけ放題:1,100円 ゴーゴープラン500MB+10分かけ放題:1,320円 ゴーゴープラン500MB+かけ放題マックス:1,980円 |
国内通話料金 | 標準通話:22円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題:550円 10分かけ放題:770円 かけ放題マックス:1,430円 |
店舗受付 | ・静岡県内(12店舗)のLIBMO(リブモ) ・ドコモショップ |
通信回線 | ドコモ |
支払い方法 | クレジットカード ISPまとめて請求 |
eSIM対応 | × |
海外利用 | 通話:可能 ネット:不可 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIM:433.4円(税抜394円) |
LIBMO(リブモ)の特徴
△支払いはクレカとISPまとめて請求のみ
△海外利用は通話のみ(モバイルデータ通信NG)
△eSIM非対応
◎かけ放題オプションが豊富
◎dアカウントと連携可能(dポが貯まる)
◎ドコモショップでも申し込み可能
◎繰り越し可能
◎契約期間や解約金がない
◎端末販売あり
リブモはドコモと会社は別だけど、「ドコモのエコノミーMVNO」の1つなので、ドコモショップでも受付できます。
最大3カ月間440円割引されて20GBが1,560円で使えるIIJmio
IIJmioは、インターネットイニシアティブ株式会社が提供するMVNOです。
項目 | 内容 |
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料金プラン | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 |
国内通話料金 | 標準通話:11円/30秒 プレフィックス通話:11円/30秒 |
通話オプション | 通話定額5分+:500円 通話定額10分+:700円 かけ放題+:1,400円 |
店舗受付 | 「カメラのキタムラ」の10店舗で音声通話機能付きSIMの即日受け渡し、103店舗でパッケージ販売が可能 |
通信回線 | ドコモ au |
支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | × |
海外利用 | 通話:可能 ネット:不可 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIM:433.4円~446.6円 |
IIJmioの特徴
△支払いはクレカのみ
△海外利用は通話のみ(モバイルデータ通信NG)
◎プランが豊富(大抵いつもキャンペーンを行っている)
◎かけ放題オプションが豊富(しかも安い)
◎お得な端末割引キャンペーンがある(端末販売あり)
◎契約期間や解約金がない
IIJmioは、440円~1,100円/月割引(最大3ヵ月間)キャンペーンをほぼいつでもやっています。つまり今回の比較の中で、3カ月間は最安料金です。
IIJmio公式サイトはこちら→IIJmio公式サイト
データ無制限が月額990円で使えるマイネオ
マイネオは、関西電力グループの電力系通信事業者であるオプテージが提供するMVNOです。
項目 | 内容 |
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料金プラン | ▼マイピタ 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 ▼マイそく(データ使い放題) プレミアム(最大3Mbps):月額2,200円 スタンダード(最大1.5Mbps):月額990円 ライト(最大300kbps):月額660円 スーパーライト(最大32kbps):月額250円 |
国内通話料金 | 標準電話:22円/30秒 プレフィックス電話:10円/30秒 |
店舗受付 | ◎ ※全国に180店舗以上 |
通信回線 | ドコモ au ソフバン |
支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | ◎ |
海外利用 | 通話:ドコモ・au回線は利用可能 ネット:利用不可 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIM:440円 |
- データ容量で選ぶ「マイピタプラン」
- 通信速度で選ぶ「マイそくプラン」
の2種類があります。マイそくプランはデータ使い放題プランとなっていて、次の速度が選択可能です。
・最大3Mbps プレミアム:月額2,200円
・最大1.5Mbps スタンダード:月額990円
・最大300kbps ライト:月額660円
・最大32kbps スーパーライト:月額250円
度の速さを選べばよいのか分からないなら、真ん中のスタンダード(月額990円)がおすすめ!最大1.5MbpsあればYouTubeで止まることもないです。
mineoの特徴
△月~金曜日の昼の12~13時の間は通信速度が下がる(マイそくのプランの場合)
△3日間の合計データ容量が10GBを超えると最大32kbpsになる
△支払いはクレカのみ
◎格安のデータ使い放題プラン
◎4つの通信速度から選択可能
◎ドコモ・au・ソフバンから回線が選べる
マイそくのプランの注意点は、月~金曜日の昼の12~13時の間は通信速度が下がるという点です。低速時に高速化したい時は「24時間データ使い放題(198円/回)」を利用することも可能。
また、3日間の合計が10GBを超えると最大32kbpsになるので、短期間にたくさんギガを使う方には向きません。
支払い方法はクレジットカード限定です。
安いけど、このようなデメリットもあります…
一方でマイネオの良い点は、データ使い放題プランが4種類あることや、ドコモ・au・ソフバンの回線から自由に選択できることです◎回線の自由度と安さから、サブ回線としても重宝します.
筆者も使ってますが、MVNOだけど通信速度が遅いと感じる事は少ないので、いい感じです。テザリングでもよく使います。個人的に2024年度のお気に入りSIM。
マイネオのレビューもしてます↓
まとめ
ランキングは次の通りです。
今回は、20GBプランが毎月2,000円以下で使える格安の特徴について調査しましたが、2,000円以下で20GB使えるSIMはすべてMVNOでした。
MVNOが嫌な人は、2,000円オーバーですがMNOのahamo・LINEMOの20GBプランや、楽天モバイルのデータ無制限プランがおすすめです。
↓MNO格安SIMの20GBプラン↓
20GBが月額2,970円で使えるLINEMOの評判をチェック↓
20GBが月額2,970円で使えるahamoのレビューやメリット・デメリットのまとめもあります↓
↓データ無制限プランがあるSIMランキング↓
データ無制限プランがある大手の通信会社6社を比較し、おすすめデータ無制限プランのランキングにまとめました。